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テーマ:映画館で観た映画(8349)
カテゴリ:洋画(は行)
原題: VALENTINE'S DAY 監督 : ゲイリー・マーシャル 出演 : ジュリア・ロバーツ 、 アン・ハサウェイ 、 ジェシカ・アルバ 、 ジェニファー・ガーナー 、 アシュトン・カッチャー 、 シャーリー・マクレーン 、 ジェイミー・フォックス 公式サイトはこちら。 <Story> 一緒に暮らす恋人(ジェシカ・アルバ)に、朝一番でプロポーズをした花屋を営む男(アシュトン・カッチャー)。 笑顔で婚約指輪を受け取った彼女は、彼が出かけた後に、なぜか部屋の荷物をまとめ始める…。 飛行機でたまたま隣り合わせた男女。男(ブラッドリー・クーパー)は洗練された物腰が魅力的な30代。女(ジュリア・ロバーツ)は11ヶ月ぶりに一晩だけ、LAでの滞在許可が出た軍人。会話を交わすうちに惹かれ合う二人だが、共に目的地には意外な人が待っている…。 理想の男性(パトリック・デンプシー)と出会い、幸せいっぱいの小学校教師(ジェニファー・ガーナー)。 仕事で出張に行く彼をこっそり追いかけると、彼は飛行場ではなく、秘密の場所へと向かっていた…。 結婚50年を過ぎても変わらぬ愛を誓い合う夫婦。 だが、よりによってこの日に、妻(シャーリー・マクレーン)は夫(ヘクター・エリゾンド)に重大な告白を始める…。 有名アメフト選手のマネージャーをする女(ジェシカ・ビール)は、今年も開催予定の“バレンタインデーなんか大嫌いだ!パーティ”の参加者がまだゼロと知り焦る。 そんな彼女に近づくスポーツキャスター(ジェイミー・フォックス)は、彼女がバレンタインデーを嫌う本当の理由を知った時から、彼女の存在が気になり始め…。 バレンタインデー - goo 映画 <感想> 恋愛系&オムニバス系大好きとしては、これはもうハズせませんので、 ベタなバレンタインに観賞。 この作品、一言で言うならば、アメリカ版『ラブ・アクチュアリー』。 まあ、どうしたって想像してしまうんで、やっぱりそちらとの比較になってしまうんですが・・・。 とにかくキャストが豪華。 顔ぶれ見てるだけでも最近の映画の主役級がほぼ出揃ってます。 調べたら、エピソード関係者は全員アメリカ人。 ここのあたりがアメリカ映画らしいと言えばらしいんですよね。 ほぼLAで起こる話でもありますし。 ゲイリー・マーシャル監督なんで、彼の過去作品関係者も多いです。 『ラブ・アクチュアリー』はキャストは多国籍だったし、異国ロケや異文化の話もありましたけど、これはそういう意味での深みはありません。 ただひたすら、それぞれの「愛のかたち」を追っていきます。 一口に愛と言ったって、 芽生えたての愛、燃え盛る愛、枯れかけの愛、曲がり角を迎えた愛、いろいろ。 そして対象だって様々。 間口が広い。 誰かを愛して人は生きていく。 その中で味わう様々な想い。 通じたり通じなかったり、温度差だっていろいろ。 その人のありのままの姿、いいところだけじゃなくてカッコ悪かったりダメだったりするところを丸ごと愛する。 これって頭では分かっていても実は難しい。 どうしても自分の気に入らなかったり、想定外のことが起きるのが人生だから。 なのですが敢えてそこを愛していく。 愛してほしい側だって、その無様な自分をさらけ出す勇気は必要なんでしょうね。 リズ(アン・ハサウェイ)とジェイソン(トファー・グレイス)、エステル(シャーリー・マクレーン)とエドガー(ヘクター・エリゾンド)などを見ているとそう思います。 個人的にこの映画の中でよかったのはこの2組でした。 変わらない愛の定義を実行することは難しいと説く一方で、今らしいエピソードも混ぜている。 例えばリズの副業とその背景の事情。 これは、『キャピタリズム ~マネーは踊る~』などを観ていればなるほどとうなずける。 そしてノリのいいポーラ(クイーン・ラティファ)なども微笑ましい。 グレース(エマ・ロバーツ)のカップルが抱えていることも、映画とかニュースなどで知るアメリカのティーンエイジャー事情らしからぬ結末で、かえって好感が持てる。 日本の若者もアメリカの真似してるだけに、こういう考えは貴重かも。 自分らしく無理をしないで、という事もたぶん必要なんだと思う。 『ラブ・アクチュアリー』に比べると、個々のエピソードに個性が欠けてしまうのはまあ目をつぶるとして、こういう映画が年に数本あると気軽に観賞できるんでホッとします。 意外なつながり方を楽しめるのも、この映画の見所ですしね。 それにしてもアメリカのバレンタインはものすごいんですね。 クリスマス級の商戦 f^^; 商戦がすごいのは日本も同じですけど、これでもかこれでもかと街はバレンタイン一色になっちゃうまでは日本はいかないでしょうね。 これはやはりアメリカのお約束? "I HATE VALENTINE'S DAY" だなんて笑えますよ。 でっかいくまちゃんが可愛かったけど、あのあとどうするんだろう。 笑
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アメリカのバレンタインデーって凄いんですねぇ。日本でも女性陣は結構熱中するのかもですが、私はもう子供の頃から全く気にしないで育ってきたもんですからちょっとビックリしましたよ。
私としては豪華な女優陣に胸躍らせてました。特にアンとクイーン・ラティファの会話劇の部分とか面白かったです。ところで、エマって写真だとブロンドなのに、劇中では黒髪なんですね。 (2010.02.15 22:04:10)
豪華メンバー共演が楽しかったですねー、
内容は薄まっちゃったけど仕方ないか、のひとことです。 ジュリアファンなんであれだけ!?って思ったけど さすが別格級にオリジナルなセリフ。 この監督ならではですね、 ラブアクチュアリー、人気ですけどわたしはそれほど好きじゃないの(笑) こちらは良くも悪くもアメリカらしい映画ですよね^^ (2010.02.15 23:58:04)
こんばんは~~♪
本当に出てくる方、ほとんど知ってる俳優さんばかりでしたね~。 個人的には、Wテイラー青春ものとか、アン&クィーンのプラダを着た悪魔風お話とか、そんな作品観たいなぁ~~~。 アシュトンくんがイキイキしててキュートでした♪ (2010.02.16 23:30:51)
バレンタイン商戦、花を贈るのも定番のようで市場や花屋さんの賑わいが印象的でした~。
“クリサンセマム”の発音ネタにクスッとしつつ、なかなか咲かない我が家のクリサンセマムのことをふと思い出したりもして。 クマを抱えて歩く彼女、ダンスのフリも可笑しくてなんだか可愛かったですね。 (2010.02.17 23:29:11)
こんばんは~
アメリカのバレンタインすごかったですね! あれにはビックリです。 あそこまでするか!? ですよね。 俳優陣豪華でしたね。 男性女性両方。 たまにはこういうのもいいもんです。 (2010.02.20 19:16:09)
こんばんは~
>バレンタイン商戦、花を贈るのも定番のようで市場や花屋さんの賑わいが印象的でした~。 そうそう、お花屋さんが舞台って言うのもピッタリでした。 >“クリサンセマム”の発音ネタにクスッとしつつ、なかなか咲かない我が家のクリサンセマムのことをふと思い出したりもして。 さすが、お花フェチのSOARさんならではの発言です(笑 >クマを抱えて歩く彼女、ダンスのフリも可笑しくてなんだか可愛かったですね。 ----- あのくまちゃんよかったです。 バレンタインだから許されるんでしょうね。 (2010.02.20 19:20:11) |