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rose_chocolat@ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) みえこ55さん こちらこそレス遅くなりす…
2010.03.09
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監督 : 三木孝浩

原作 : 浅野いにお

出演 : 宮崎あおい 、 高良健吾 、 桐谷健太 、 近藤洋一 、 伊藤歩 、 ARATA 、 永山絢斗 、 岩田さゆり 、 美保純 、 財津和夫

試写会場 : 九段会館

公式サイトはこちら。


<Story>


OL2年目で自由を求めて会社を辞めた芽衣子(宮崎あおい)。
音楽への夢をあきらめられないフリーターの種田(高良健吾)。不透明な未来に確信が持てず、寄り添いながら、東京の片隅で暮らすふたり。

そんなイマをどうにかしようと、仲間とともに書き上げた曲「ソラニン」。」早速、その曲をレコード会社に持ち込むが、良い反応のないまま日々は過ぎていく。
そんなある日、種田がバイク事故にあってしまい……。

[ 2010年4月3日公開 ]

ソラニン - goo 映画
ソラニン - goo 映画



<感想>

みぞれ暴風雪の中の試写会でしたが、かなりの人が詰め掛けておりました。
半分以上が若者(笑
テーマ的に当然と言えば当然でもあるのですが。
別に鑑賞層が若いことは構いませんが、鑑賞マナーは守るべき。
全体的に落ち着きがない感じの、わさわさとした試写会でした。
例えば私たちの後ろの女のコたち、映画の最中にいちいち感想言うのはやめれー。
自分たちだけで呟いていると思っているようですがそれは違います。
前の人の耳元でウルサいんだけど。
常識を守るだけでいいのですが、どうもそうでない方々が多かったようです。 公開後も劇場内でのこんな光景は予測できます。


さて映画です。
登場人物のうち、高良くん、伊藤歩さん、財津さんの3人が実は『BANDAGE』とかぶってる。 音楽ものということで、似た感じの人選になっちゃうんでしょうかね。
肝心のバンドメンバー。 ここにサンボマスターの近藤さんと、ドラムに桐谷健太くんを持ってきてます。
なのでサウンドはしっかりしてますよね。 高良くんも『フィッシュストーリー』、『BANDAGE』で、そのうまさはたっぷり見せていただいてます。 桐谷くんがこんなにドラム叩けるんだー! というのにはちょっと感動モノかも。 調べたら、高校時代に少しなさってたそうですね。 それにしても、後半で叩いている様子はかなり様になっててびっくり。 筋肉隆々ですよ。
そして宮崎あおいちゃんも実は『少年メリケンサック』で音楽関係の役。 しかしこれは「業界関係者」だったんで、本作の予告編にもあるような、自分が歌うことはしてなかった。 劇場予告でもご覧になった方は多いと思いますが、本作で彼女はバンドをしています。


原作は全2巻の漫画ということで、たぶんですが若い人に支持されてるんでしょうね。
この日の参加者も圧倒的に若年層でしたし。
話も、芽衣子と種田のまったりとした雰囲気がたまらなく「今」なんですよね。
その時その時を精一杯過ごしている。 悲壮感はそこにはあまり漂ってはいない。 
敢えて2人とも漂わせないようにしているけど、ふとした時に先行きへの不安が垣間見えてしまう。 芽衣子は種田には夢を追っていってもらいたいけど、種田の方が芽衣子よりもある意味現実的。
現実として食えなければダメなんじゃ・・・? という、冷静な視点。
その点、芽衣子の方が行きあたりばったりな生き方。
種田は芽衣子のこと本気で好きなんだろうなーと思ったのは、芽衣子のために自分が目指さない仕事を一生懸命したり、将来はこうしたいと思う、という希望を彼女に伝えてるから。
本気じゃないと将来の話ってなかなかしないよね。


こうなって欲しい、こうなったらいいなという希望とは全く別のところで動いていく人生がある。
どうにも抗えないもの。
そこを受け入れつつも、でも受け入れたくないような「もがき」を感じました。
もがいてもどうにもならないなら、せめてその人の想いだけでも感じさせてほしい。
そんな芽衣子の切ない願いが聞こえてきそうです。
それも含めてどうしようもなく「今」な作品でした。 この空気感を味わう映画なのかも。




そうですねえ・・・。 音楽ものということでどうしても『BANDAGE』と比べてしまうんですが、
本作、一番重要なところで、一瞬時系列が分かりにくい部分があったんですよね。
今回はどこも寝てないんで自分の勘違いではないと思うんですが。 ここかなり大事なだけに残念です。

高良くんとあおいちゃんの、てれーっとしたスタンスなんかは若いコに共感呼びそう。
そしてあおいちゃんは、歌うよりは業界人の方がやっぱり似合っているようにも思いましたけど、そのぎこちなさもこの映画では意味を持ってきてました。 
高良くん、近藤さん、桐谷くんの、最初は波長が合わないんだけどそのうちピッタリとマッチしてきた演奏なんかも、テンションの盛り上がり方を表していました。 その心情の変化を演奏で表せるのは彼らのなせる技なんでしょうね。




***********************************




今日の評価 : ★★ 2/5点
桐谷くんにおまけです^^ 




   















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Last updated  2010.04.04 04:15:52
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