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テーマ:映画館で観た映画(8349)
カテゴリ:洋画(あ行)
原題: ALICE IN WONDERLAND 監督 : ティム・バートン 出演 : ミア・ワシコウスカ 、 ジョニー・デップ 、 ヘレナ・ボナム=カーター 、 アン・ハサウェイ 鑑賞劇場 : 109シネマズMM横浜 公式サイトはこちら。 <Story> 想像力豊かな19歳のアリス(ミア・ワシコウスカ)は、退屈な男ヘイミッシュから求婚され、困惑して逃げ出してしまう。 すると彼女の前に懐中時計を持った白いうさぎ(マイケル・シーン)が現れる。 うさぎのあとを追ったアリスは、あやまってうさぎの穴に転がり落ちてしまう。 アリスがたどり着いた先は、アンダーランドと呼ばれるワンダーランド。 その不思議な国は、独裁者・赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)によって支配されており、そこに暮す奇妙な住民たちは暗黒時代を終わらせる救世主の登場を待ちわびていた。 そして、彼等はアリスこそがその救世主だという…。 アリス・イン・ワンダーランド 3D - goo 映画 <感想> ちょうど時間が空いたので、『エンター・ザ・ボイド』に続いて3D鑑賞。 たまたまエグゼシートも確保できましたので、とても快適に鑑賞できました。 こういう作品はいい環境で観るに限る。 ただでさえ3Dで何となく眼が重たく感じるんで。 あの、3Dメガネの重たささえどうにかなってくれたらといつも思います。 バートン監督作品はそんなに観ていませんのであまり語れないですし、 これもスルーしてしまおうかどうしようか迷ったんですが、 仕事関係者がこの映画に少し携わっているから、できたら3Dで観ておいてほしいと 上司に言われていたのを思い出してしまいました(苦笑 赤の女王、白の女王も興味あったんで、時間あったら観るか・・・ というスタンスでしたけど、ちょうどよかったかな。 ミア・ワシコウスカちゃん演じるアリスって、19世紀くらいのイギリスではすごく型破りな感じだったんだろうなと思います。 まだまだ階級社会の色が濃いから、 言われたことに反抗するなんて考えられない世界だったんだろうと思います。 それでもアリスは、言われるままになることに疑問を持つ。 みんながそうしているからそうするのが当然。 お姉さんも友達もそうしているし、そう言っているし。 アリスはそうは考えません。 確信がないことには返事したくない。 どうしてしないといけないの? みんながそうじゃないと言ってるけど、私はそう感じるのに、何故それを口に出しては いけないの? アリスはずっとそう考えて生きてきたのかもしれません。 幼いころに、夢の中でアンダーランドに来た記憶がなくても、 住人達はアリスを覚えていて、そして彼女がお告げの人物であると確信する。 そしてその期待にうまいこと応え・・・ という展開ではあります。 この中で面白かったのはやはり赤の女王ですね。 赤の女王の支配、それはひたすら白の女王に負けたくないという思いだったり、 自分はこんなに恵まれないのになぜ妹ばかりが!? という僻みだったりが根底にある。 コンプレックスの塊が彼女を動かしてしまっているんでしょうね。 それにしてもこれがあのヘレナ・ボナム・カーターですか。。。? と言いたくなるくらいな変貌ぶり。 一応「午前十時の映画祭」で今年かかる予定の『眺めのいい部屋』は思い出の映画なんで観賞予定ですけど。。。 あの頃の清純さと、この役とを引き比べても仕方ないですが(笑)、よくここまでするかなとは思います。 そして白の女王も、赤の女王に比べて出番は短いけどインパクトは十分ある。 いちいち動作が大きいのも何か観ててウケるんですが。。。 最後にマッド・ハッター。 これもやっぱり観ていて飽きなかった。 ジョニーはやっぱりジョニー・デップ以外の何者でもないっていうくらいの見事な役者ぶりのように思いました。 ただ観てて感じたのは、あくまでもオーソドックスな展開であるということ。 先が読めてしまうし原作もありますからこれは崩せないんでしょうね。 それでも、映像の美しさなどは本当にこのアリスの世界に入り込んだという感覚が残りました。 ********************************** 今日の評価 : ★★★ 3/5点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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