2010/09/11(土)05:40
【韓フェス2010】『アラン -阿娘-』 (2006) / 韓国
監督:アン・サンフン
出演:ソン・ユナ 、イ・ドンウク 、イ・ジョンス 、チュ・サンウク 、イム・ジュファン
鑑賞劇場 : シネマート新宿
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<Story>
停職処分から復帰したばかりの刑事ソヨン(ソン・ユナ)は、新米刑事ヒョンギ(イ・ドンウク)とコンビを組んで男性変死事件の捜査を担当することに。
ところが、捜査を開始してすぐに、被害者の友人だったふたりの男性が同じような変死体で発見されてしまう。
被害者たちのコンピュータに共通して"ミンジョン"という女性を紹介したホームページが映し出されていることに気付いたソヨンは、彼女の消息を辿っていくが......。
<感想>
1つ前の『浮気日和』は最後まで何となくみてしまったのですが、
反動でその後のこの作品が睡魔が来てしまいました。
画面が暗くて、目を凝らさないと見れないっていうのもあったかな。
あとは、殺人のシーンが多かったので、
一体誰が今殺されてるんだろうと、似た感じのシーンを観てるようでしたので。
全体的にきちんと作ってある印象はありました。
塩倉庫(そういうのがあるのですね)というのもちょっと不気味ちっくでなかなか
ホラー的要素ありましたし。
「阿娘伝説」を元にしているそうです(殺された女性が、霊となって殺された真実を伝えようとする)。
途中でもちょこちょこと伏線出たりしてまして、犯人はわかりすぎるくらいわかってしまいます。
しかしながらよーく観ていくと、実は隠された真実があったりもして。。。
ここはちょっと気の毒な部分です。
それをうまく生かして作ってはあるのですが、何となく凄味に欠けてしまう印象。
ここまでちゃんと作ってあるのですから、気迫のようなものがあったらなあと。
ラストまできちんと伏線張ってますからね。
ただ、あのオルゴールはかなり耳に残りました。 怖いね(笑)
ソン・ユナは、最近『シークレット』でも観ましたが、
割と落ち付いた雰囲気がある女優さんですね。
私はこういうタイプの女優さんが好きなので、これからもレベルの高い作品にどんどん出ていただきたいです。
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今日の評価 : ★★★ 3/5点