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テーマ:映画館で観た映画(8349)
カテゴリ:洋画(わ行)
原題: CHERI 監督: スティーブン・フリアーズ 原作: コレット 出演: ミシェル・ファイファー 、 (Lea de Lonval)ルパート・フレンド 、 (Cheri)フェリシティ・ジョーンズ 、 (Edmee)キャシー・ベイツ 、 (Madame Peloux)イーベン・ヤイレ (Marie Laure) 観賞劇場 : ル・シネマ 公式サイトはこちら。 <Story> 1906年、ベル・エポックのパリ。 時代の空気が20世紀へと移り、パリはヨーロッパで最も栄えた都市として謳歌していた。 当時は、ココット(高級娼婦)が栄えた時代でもあり、彼女たちは国王、政治家、文化人を自分の意思で選ぶことのできる裕福なセレブとして君臨。 ココットの中の最たる成功者の一人が、その優れた経営センスのおかげで富をも手にしたレア・ド・ロンバル(ミシェル・ファイファー)であった。 レアは40代になった今もその美貌を保ちながらココットをリタイアして、優雅なアール・ヌーヴォーの屋敷で自分の力で築いた富と自由の日々を満喫していたが、ある日、レアの友人で元同僚のマダム・ブルー(キャシー・ベイツ)が一人息子フレッド(ルパート・フレンド)との仲を取り持ってきた。 わたしの可愛い人 シェリ?-?goo?映画 <感想> ずーっと前に鑑賞券買ってたんですけど、なかなか時間が取れず。 ル・シネマは今週で終わっちゃうようなので、またまたギリギリ鑑賞でした。 この日はずーっと渋谷でミニシアターデイになってしまった(笑) ミシェル・ファイファーは『ヘアスプレー』の、いやーなステージママくらいしか観たことなかったなあ。。 対するルパート・フレンドくんはこれで4作目。 『プライドと偏見』、『縞模様のパジャマの少年』、『ヴィクトリア女王 世紀の愛』、 割と最近観たのばかりですね。 正統派というか、古典的な映画に出てる美男子くんっていう印象があります。 でもこの作品で最も印象深いのはやはりミシェル・ファイファー。 「40代過ぎてもなお衰えない美貌」という設定ですが、実年齢52歳の彼女でも十分に行ける役、納得ですね。 ココット(高級娼婦)が活躍していた時代というのは、想像でしかないけど、 政治的にもそんなに動乱がなくて、人々が暇だったんじゃないかな。 そうじゃなきゃ、こういうことにお金は使わないはずだし。 映画の中での「ココットの馴れの果て」らしき、怪物みたい(本当にそうなんです)なご婦人方には、 そうして生きるしかなかった彼女たちの境遇(貧乏とかね)もあっただろうし、 また華やかなりしころの栄光も、崩れた横顔に垣間見ることもできます。 それぞれ苦労したのかな・・・などと考えてしまったり。 それでもやっぱり、頽廃的と言われた時代を生きただけあって、 発想としては、まず普通の感覚ではありえないことも多く(笑) だって・・・ 自分の息子を、友達と引き合わせる (単に紹介するってことだけじゃなくて、男女の関係を前提としてでしょ?)ことなんて、 ありえん。 笑 そして、息子をさせたら孫が見れるから・・・という大変自分勝手な理由で、その関係を取り上げる母! まるで鬼婆(笑) ココットってこんなに変人ばっかり? って。 だって周りもそれを笑って見てるだけだもんね。 唯一まともなのがレアだったり。 そんな境遇に追い込まれて、 年上だからみっともないところも見せられなくて、強がってるレア。 だけど、 恋しいのですよね。 シェリが。 シェリもシェリで、やっぱりレアじゃないとだめ。 どんなにかっこよかったり、若く美しかったりするひとと付き合ったとしても、 あくまでそれはそれ、代用品でしかなくて。 お互いじゃないと・・・ っていう結びつきがいいんですよね~。 齢の差なんて関係ない。 その2人の想いが光ってました。 ・・・ とは言っても、これ、レアだから起こったことなんだろうな(笑) やっぱり「美魔女」クラスじゃないと無理か!? 今日の評価 : ★★★☆ 3.5/5点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ミッシェル・ファイファーは、好きな女優さんです。ジャック・ニコルソンと共演した、「ウルフ」とか。アップになると、ホントにネコ系のお顔で、あ、ウルフは犬系ですね。
つまり、とっても、野生的でかっこよかったです。 なんか、最近、超年上の女性と美青年の話が多いような。。気がしますけど、どうなんでしょうか?(*^_^*) 私的には、52歳が限度かな。って思いますけど。 40代なら、まだまだいける。のではないか。。しら。 若い男の子をかわいいと思うのも、年を取ってこそ許される贅沢な楽しみですよね。 (2010.11.27 12:12:58)
ルパート君は私も同じくその3作品みてるんですが、ジェームズ・マカヴォイ君と並んで、こんな感じの作品に似合う若い俳優だなぁと思ってます。関係ないけど「プライドと偏見」だけはいっつも「観たっけかな?」とか思っちゃうのよね、何故だかわからないけど。^^;
キャシー・ベイツが昔はミシェルと張り合ったライバルココットっていうのが何か可笑しくて。でもあの人って見てるとなんだかとにかくひっぱられちゃう存在感なんだよなぁ…。 (2010.11.27 12:24:14)
ミシェル・ファイファーが良かったですね~
この映画が好きだったのは彼女のおかげだと思います。 ルパート・フレンドは演技は良かったのですが、 どうにも欧米人と"美青年"の好みが合わないみたいです(笑) (2010.11.30 02:56:01)
こんにちは~
ミシェルは、『ヘアスプレー』はキツいなあと思ってたんですけど、これは可愛らしかった。 いくつになっても女は女、その通りですよね。 >若い男の子をかわいいと思うのも、年を取ってこそ許される贅沢な楽しみ (笑) 自分はあんまり若いコじゃない方が好きなんですけど(!)、 そういう人がいればそう思うかも!? (2010.12.01 05:45:06)
こんにちは~
ルパートくん、また『クレアモントホテル』が 控えてますね。 文芸ものだったらマカヴォイくんの方が馴染みがあるかも。。。 キャシー・ベイツ、おかしかった。笑えました。 (2010.12.01 05:46:42)
こんにちは~
>欧米人と"美青年"の好みが合わないみたい なんかわかります。 日本人だったら、マカヴォイくんみたいな感じの方が親近感あるかも。。 (2010.12.01 05:48:04)
こんにちは、早速コメありがとう!
この映画は正月に観たんですよ、何か豪華で憧れる時代設定だったもので。 「ココットの馴れの果て」らしき、怪物みたいご婦人方>そうそう、成れの果てって感じのおばさんたちが出ていましたね。 そんな中でも、レアのような美人はお金を蓄えて老後も豊かに暮らしている。これは現代の一人暮らしを望んでいる女性には、必見ですよね。 まぁ、職業が娼婦ってことが引っかかりますがね。 ミッシェル・ファイファーは、歳をとっても奇麗でした。 この時代の女性が愛人に持つタイプでは、いいのかもしれませんが、シェリを演じたルパート・フレンドくんは、草食系でひ弱な感じがしてダメでしたね。 (2011.01.19 13:23:28)
こんにちは~
そうですよね。 齢を取って、自活して行けたら・・・って思う女性は多いと思います。 娼婦ですもんね・・・ その時代は仕方ないのかも。 ルパートくん、新作の『クレアモントホテル』を 観てきました。 線が細めな彼ですけど、こちらはなかなか好青年っぽかったです。 本作は、これはこれでジゴロっぽく、私はなるほど~と感じましたよ^^ (2011.01.19 15:21:19) |