Nice One!!

2011/01/14(金)14:11

『ウッドストックがやってくる!』 (2009) / アメリカ

洋画(あ行)(103)

原題: TAKING WOODSTOCK 監督: アン・リー 出演 ディミトリ・マーティン 、ダン・フォグラー 、ヘンリー・グッドマン 、 ジョナサン・グロフ 、ユージン・レビイ 試写会場 : 九段会館 公式サイトはこちら。 「Director’s Driven Project(監督主義プロジェクト)」の第1弾として、 明日1月15日(土)から、 ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開される本作品。 一足お先に試写にお誘いいただきました。 ありがとうございます。 もともと気になってはいましたのでうれしいー。 ウッドストックは、イベントは知ってましたけど 当時の曲はほぼノーチェック。 ということでハッキリ言ってそんなに馴染みはないです。 原題が "TAKING WOODSTOCK" なだけに、 音楽でガンガン楽しんじゃえ! とかっていうノリではないんですね。 むしろ「語り」なのかなあ。 この主人公のエリオットの成長物語的な側面も持ち合わせつつも、 ウッドストック誘致までと、その模様を伝えている。 どっちがメインなの? って思ってしまう人も多いかもしれません。 肝心のコンサート場面はほとんどわからない状態なので。。。 版権料の関係なのか? って考えると少々哀しいものがあるのですが、 ここはやはり、エリオットの自立がメインと考えた方がよさそうです。 いつまでも親の束縛下にはいられない、いたくない。 そんな彼の羽ばたきたい気持ちを感じることができます。 いい子のお面をかぶり続けることに疲れた、いやむしろ そんなもの、ない方がいい。 ウッドストックを通じて彼が学んだのは、音楽ではなくて、 そこに集う人たちの考えでしょうね。 とは言っても、"Lucy in the Sky with Diamonds" 的なシーンも出てきますので (ここは綺麗だったよ)、 やっぱりR-15でしたっけ? 制限はかかってしまいますが・・・。 こんなに自由に振る舞うことが許されるのか・・・ と、エリオットも 目からウロコだったように思う。 そのテイストを楽しむ作品ですね。 ただ、考えているよりもストーリーは割と平坦です。 リーヴ・シュライバーが出てきた時は「おっ!」って 思ったんだけど、意外とおとなしかったねえ・・・。 そして音楽はBGM程度で考えておいた方がいいかも・・・。 最も、 当時のことにお詳しい方なら十分に楽しめると思います。 今日の評価 : ★★★ 3/5点

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