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テーマ:試写会で観た映画の感想(677)
カテゴリ:韓国映画
原題: HARMONY 監督: カン・テギュ 出演: キム・ユンジン 、ナ・ムニ 、カン・イェウォン 、 チョン・スヨン 、パク・ジュンミョン 試写会場: スペースFS汐留 公式サイトはこちら。 まずこれを観る前に思い浮かべていたのが、 『私たちの幸せな時間』です。 韓国の刑務所ものそして死刑囚を描く映画ですから。 同じく死刑囚でも、日本の死刑ものは、 『休暇』とか、『TOKYO!』(レオス・カラックス監督「メルド」)ですね。 それらもまたどこまでが真実で、どの辺が脚色なのかが不明ですが、 照らし合わせる限りでは、この『ハーモニー』、 ずいぶんと韓国映画らしくなってしまっているように思えるんですよね。 韓国の刑務所のしくみがわからないので何とも言えませんけど、 一般の囚人と死刑囚が一緒に過ごしている、ということで、 この映画にもいろいろなドラマが生まれてきます。 (日本では確か別ではなかったかな?) そのドラマですが、前半はかなりユーモラスに描かれてたのは いいんですが、 刑務所の中でそれはさすがにしないでしょう・・・? というエピソードも多くて。 それ本当にしてもいいんだったら、韓国の刑務所はすごい! と思いますね。 まず、18か月まで子育てができるということがすごいです。 日本だとどうなんだろう? 雑居房に同居する人たちと一緒に、子どもが寝泊まりすることってあるんでしょうか。 ここは知識がないのでわからないのですけど。 『私たちの幸せな時間』で、韓国の囚人服についての知識が少しあったため、 予告で誰がどういう状況なのかが少しわかってしまったし、 そして結末もその予想通りになってました。 ミヌに対して愛情を持つ、そして18か月が終了した後の展開も 大体予想を大きく外れることはなかったです。 最後のムノクのシーンなども、あの送り出し方は実際あるのでしょうか。 そこは伺ってみたいです。 事実だとしてもとても驚きますよね。 試写会後のアンケートで、「どのくらい泣きましたか?」という質問が あったわけなのですけど、 で、確かに場内泣いている方も多かったんですが f^^; 、 泣くよ、泣くよ、 なんて言われると結構引くタイプの自分としては、 いろーんな場面で疑問点が生じてしまって、????だったせいか、 あんまり泣けなかったです。。。 ごめんなさいですがー。 かなりこれは、「映画」を意識した作りになっているため、 リアルでいろいろと質問が出てしまうともう、 話に入り込めなくなっちゃうかもしれません。 まあ、それでも、ミヌの可愛らしさとか、合唱団のコミカルな雰囲気とか、 ジョンヘの猪突猛進さとか、ムノクのひたむきさなどはよかったんですけどね・・・。 あ、それと、一番印象に残ったのは、パン課長! 彼女なかなかよかったです(笑) 今日の評価 : ★★☆ 2.5/5点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんにちは、rose_chocolatさん♪
>泣くよ、泣くよ、 なんて言われると結構引くタイプ うんうん。 ともやもめっちゃそのクチなんで分かります(笑)。 でもこれを観た時はキム・ヨンジン主演って予備知識だけで観たんで、ものの見事にハマらせていただきましたww。 資料を見ると、実際には親子が一般房で暮らすことはないみたいなんですが、撮影は実際の刑務所で行われており、あんな雰囲気みたいですね。 日本だとベッドしかない殺風景なイメージしかないから、ちとビックリ。 >一番印象に残ったのは、パン課長! 彼女を見てると、何となく「踊る大捜査線」の新城補佐官(筧利夫)を思い出しちゃいましたww。 (2011.01.24 08:28:56)
事実を映画化したって言うけれど、どのへんまで事実なのかって結構重要かなって思います。死刑囚と詐欺罪の囚人を同房ってちょっと考えにくいよね。日本はもちろん別です。というか懲役囚は懲役が罰だけど死刑囚は死刑が罰なんで、基本的に刑務所にはいないです。死刑囚の場合は刑務をする必要がないので拘置所にいます。
さすがに看守とあんなに仲がいいのは脚色なんだろうけど。(笑)でもこれが全部本当だというのなら、roseさんの言うとおり韓国スゲェ!だよね。(笑) (2011.01.24 22:51:51)
rose_chocolatさん、こんばんは。
マイブログに感想はまだ書いていないけど、この作品観ました。 >雑居房に同居する人たちと一緒に、子どもが寝泊まりすることってあるんでしょうか。 パンフレットによると、 母子は専用の養育房で生活するので、 実際は雑居房で暮らす事はないそうです。 ベースは実話だけど、フィクションも取り入れているからか 細かな部分で首をかしげてしまう作品でしたね・・・。 (2011.01.25 01:03:09)
こんにちは~
あはは! 泣きましたね~^^ 何か、事前に韓国の死刑囚の映画を鑑賞したせいか、 これはフィクションに限りなく近いね・・・という 感覚が最後まで抜けませんでした。 >新城補佐官(筧利夫)を 目つきが似てますかね? でもキリっとして、いい女優さんでした。 (2011.01.28 07:37:31)
こんにちは~
日本もですが韓国も死刑囚は一般囚とは別って もちろん承知しておりましたので、 おかしなことばかり? と、不思議感覚で見てしまいました。 辻褄が合わないとほんと入り込めないんですよねー。 それが映画だからさ! と言われても、最低限は合わせていただかないと困ってしまいます。 (2011.01.28 07:39:37)
こんにちは~
>ベースは実話だけど、フィクションも取り入れているからか >細かな部分で首をかしげてしまう作品でしたね・・・。 結局ですが、「泣き」でお客さんを呼びたかったんだろうなーという香りがしてしまいました。 テーマは興味深いだけに大変残念です。 (2011.01.28 07:40:50)
これroseさんにビックリされるほど号泣したのですが、案の定残るものはあまりなかったです(笑)
でも、泣かせることに徹している部分は"韓流"としては王道作品と言えるかもしれません。 もちろん褒めてます(笑) コメント下さった方によると、韓国では死刑囚と一般受刑者が同じ雑居房に収監されているらしいです。 まるでホテルのようだと言われていて、待遇もいいらしいので、映画がやり過ぎなわけでもないようです。 (2011.02.25 01:30:49)
こんにちは~
あーでもわかる、何でそんなに泣いた!? みたいな映画なんだけど落ち付くと覚えてない、みたいな(笑) そうなんですね、やりすぎではないらしいんですか。 何かこのあたりも韓国って興味惹かれますね。 (2011.02.26 08:03:36) |