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テーマ:映画館で観た映画(8349)
カテゴリ:洋画(ら行)
原題: THE RUNAWAYS 監督: フローリア・シジスモンディ 出演: クリステン・スチュワート 、ダコタ・ファニング 、マイケル・シャノン 、 ステラ・メイヴ 、スカウト・テイラー・コンプトン 公式サイトはこちら。 震災後、映画鑑賞をどうしよう・・・と結構考えてました。 停電&運休情報、クルマで行こうにも映画館自体が休館とか、再開時期不明とか、 そういう情報ばかりでして。 ガソリン残量も気になるしね。 ですが自分の住む地域が停電になる時に家にいても何もすることがなく、 電車も通りそうだったんで、準備はしてから行くことにしました。 映画館も昨今の不況に加えて、今回の震災の余波で、 たぶんですが、危機的状況になっていると推察します。 映画の公開中止やら無期延期も相次ぎ、 シネコンですら点検やら様子を見るために休館・休映が多いのに、 ミニシアターなんてどうなっちゃうんだろう・・・。 と、想いを馳せる。 本作で取り上げられている、ランナウェイズについては正直知らなかった。 ランナウェイズには少し早すぎた世代でした。 ザ・ランナウェイズ Wikipedia ランナウェイズは知らないけど、このメンバーの中の、ジョーン・ジェットの"I Love Rock 'n Roll"、これは大好き。 これは聴いてた。 なぁ~つかしぃぃぃ~~~!!! 青春だわ。 そして、主役の2人を演じるのが! シェリー・カーリー役がダコタ・ファニングちゃん、そして、 ジョーン・ジェット役がクリステン・スチュワート! これは予告の時点で相当期待してしまいました。 そしてその期待は裏切られなかったですね。 よかった。 彼女たちがどうしてランナウェイズに参加したのか。 どうしようもなく持て余す若さだとか自立精神だとか、そういったものがもう弾けんばかりのエネルギーになっていく。 シェリーはデヴィット・ボウイをフィーチャーした自分を念頭に置いていたし、 そしてジョーンはジョーンで強烈な自己確立の願望があったし。 残りのメンバーもそれぞれ音楽に対しては強烈な想いがあって・・・。 となってきて、 それがメンバーを惹きつけていく。 あの当時ってまだまだ女性バンドは珍しくて、というか、キワモノ扱いで、 「女の子バンドはあっち行け!」と差別されたり、演奏大丈夫? 的な見方もされたようだけど、 ランナウェイズは確実な演奏のテクニックとメンバーの個性によって、人気と実力を兼ね備えたバンドとして見られていく訳です。 そんなに頑張っても「女の子バンド」という地位はまだまだ低くて、話題づくりが必要だったり・・・という実態は気になりました。 ジョーンは、そういううわべだけのもので自分たちを見られたくなかったんだろうし、 またシェリーも自分を付加価値だけで評価してほしくなかった。 精一杯の彼女たちの「抵抗」ですよね。 そんな彼女たちを演じた主役の2人、これがまた見事にスピリットを受け継いでいるかのような演技です。 この映画の原作がシェリー・カーリー、ジョーン・ジェットが製作総指揮ということで、撮影中は主役2人と過ごす時間も多かったようで、そういう所からも吸収出来たものが大きかったんだと思います。 まさに彼女たちしかいない! という感じのキャスティングでした。 この、↓の "Cherry Bomb" なんかもう、映画はまるまる再現していましたね。 衣装も音楽もバンドの雰囲気も。 とにかく、当時のランナウェイズに何があったかをきちんと伝えたいという意気込みが伝わってくるんですよね。 それは主役2人のみならず、他の出演者たちもそうだったと思います。 映画はランナウェイズが道程をたどったところで終わり、ジョーン・ジェットのその後の世界的活躍を予感させる空気につなぎますが、この終わり方も余韻を残していていい。 クリステン・ステュワートは、『トワイライト』とは全く違うワールドに足を踏み入れ、しかもジョーン・ジェットになりきることに成功している。 最後のラジオの出演シーンなんて、とんでもなく雰囲気とか貫録があった。 そしてダコタ・ファニングも、少女時代のイメージをかなぐり捨てて、大人の女に届きたいけどガラスの心も持ち合わせる難しい役を演じていた。 あのダコタちゃんが・・・なんてもう言えないですね。 完全に少女から女への移り変わってます。 欲を言えば、ジョーン・ジェットの視点からもうちょっと映画を動かしてほしかったようにも思うけど、それでも本作、なかなか唸らせるものはありました。 おまけ映像。 "Cherry Bomb"も、ジョーン・ジェットバージョンならこんな風にハードになってるし。 とまあ、なんか管理人の趣味で、 今日の日記はジョーン・ジェット祭りみたいになっちゃいましたが(笑) 終わりは最近ヒットした『キック・アス』の中で、クロエちゃんがマフィア殺しまくっちゃうシーンでもかかってた、 こちらの曲を聴きながら・・・。 ★★★★☆ 4.5/5点 →ジョーン・ジェットやらクリステン加点ありまくり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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I Love Rock'n Roll は1982年。
リアルタイムならませてるねえ。 “愛と青春の旅立ち”の頃だ。 あれからほぼ30年。 感慨深いものがあります。 (2011.03.21 22:35:03)
こんばんは~
1982年は、いろーんな意味で、人生変えた年ですね(笑) 忘れられないですねー。 エキサイティングで。 あの頃に戻りたい(笑) 「愛旅」、うちにビデオ(爆)あったわよそう言えば。 いい時代でした。 (2011.03.21 22:48:07)
予告編を見て、主役2人のはまりっぷりにコレは絶対みたい!!!と思っているのですが、夫から『地下鉄、映画館、首都圏の主要駅へ行くのは禁止』されてしまってて余震が収まるまでは難しく…。
私なんて『ダメな時は何したってダメなのよ』って思っちゃってるんですが(爆) クリステンはジョーン本人にも太鼓判押されてたなんて記事も読んでるので特に。 70年代後半からボウイやT-レックス、ロキシー・ミュージックが確立したグラムロックの持つ怪しくけだるい空気なんかも感じられそうですね。その継承者?的要素を多く持つランナウェイズだけにシェリーとジョーンが制作に加わってるとなると当時を知らない私もワクワクドキドキ期待の高まる作品です。 あー見に行きたいなーーーー。 (2011.03.22 09:14:38)
こんにちは~
>愛旅は新宿の映画館で一人で観てボロ泣きした。 >最近観たらぜんぜん泣けなかった。 >悲しい・・・ ----- まっ、そんなもんです。 だんだん少年少女じゃなくなる(笑) (2011.03.22 11:37:35)
こんにちは~
>予告編を見て、主役2人のはまりっぷりにコレは絶対みたい!!!と思っているのですが、 私もそうだった! 予告でうずうずしちゃってました(笑) これ、音楽好きさんには絶対におすすめ。 >夫から『地下鉄、映画館、首都圏の主要駅へ行くのは禁止』されてしまってて余震が収まるまでは難しく…。 >私なんて『ダメな時は何したってダメなのよ』って思っちゃってるんですが(爆) むーん。 確かにそれはあるけどねえ。 ただ、配偶者の行動を制限するっていうのは個人的には賛成出来かねます(苦笑) どこにいたって自分の身は自分で守らないといけないわけだし。 これは桜木町のブルク13で観たよ。今なら上映回が多いです。 行くんなら早めにね! >クリステンはジョーン本人にも太鼓判押されてたなんて記事も読んでるので特に。 クリステンのルックスや演技だけじゃなくて、演奏もすごいよ。 練習したそうです。 最後には音源をジョーンが間違えたとか。 声も似てます。 >70年代後半からボウイやT-レックス、ロキシー・ミュージックが確立したグラムロックの持つ怪しくけだるい空気なんかも感じられそうですね。その継承者?的要素を多く持つランナウェイズだけにシェリーとジョーンが制作に加わってるとなると当時を知らない私もワクワクドキドキ期待の高まる作品です。 >あー見に行きたいなーーーー。 ----- そうなのよーーーー、さ~す~が~さいしょさん、 もしかしたら私よりもハマるかも!? 上記アーティストのフィーチャー場面がありました! これは行くしかないね(笑) (2011.03.22 11:43:27)
ランナウェイズって一体何だったんだということを残そうとしていたんでしょうね。それは良く解りました。こういう伝説のガールズバンドがあったんだぜ!みたいな。
が、そこらへん全く興味ないんで私はダメ。(苦笑)やっぱ少しでも知ってたり、何がしかの繋がりがないと辛いですわ。今回はセクシー路線のダコタ&クリステンを野次馬してきただけで終わりでした。(笑) (2011.03.22 15:57:01)
『キック・アス』で確かに流れてましたね!
ジョーン・ジェットの曲だったとは驚きです^^ これを知ることができたことに感謝ですよ(*^-゚)vィェィ♪ (2011.03.22 20:19:17)
こんばんは~
>ランナウェイズって一体何だったんだということを残そうとしていたんでしょうね。 自分たちの原点というか、軌跡だよね。 >伝説のガールズバンドがあったんだぜ!みたいな。 >が、そこらへん全く興味ないんで私はダメ。(苦笑)やっぱ少しでも知ってたり、何がしかの繋がりがないと辛いですわ。 だあねえ(笑) これは音楽聴かない人にとっては退屈極まりなかったでしょ。 無理して観るのやめときゃよかったのに(爆) ジョーン・ジェットが好きで観ちゃった作品ですが、これ、当時のランナウェイズを知らないワタクシですらもう、ドツボでしたねえ。 最初からもう、アメリカのティーンエイジャーの怠惰な感じとか、それでも自己実現の欲求を爆発させてるところなんてーのも、永遠のガーリー(ちとパンク寄り?)映画ですよもう~。 >今回はセクシー路線のダコタ&クリステンを野次馬してきただけで終わりでした。(笑) ----- まっ、音楽を抜いちゃったらそれになっちゃうね(笑) 見どころがわかるかわからないかが大きく感想を分ける映画でした。 (2011.03.22 20:40:41)
こんばんは~
>あの時のノリの良い挿入歌って『キック・アス』で確かに流れてましたね! ですねえ♪ これなのよ。 >ジョーン・ジェットの曲だったとは驚きです^^ >これを知ることができたことに感謝ですよ(*^-゚)vィェィ♪ ----- そうそう~。 覚えといてね。 カッコよいよー。 (2011.03.22 20:42:12)
おこんばんは。
お~っ、こんな映画あったのね。 観たい!!と早速調べたら 神戸というか兵庫県上映館なしでしたわ。 ランナウェイズ、中学生のあたいには刺激的でしたぜ。 音楽誌見てコーフンしてました(笑 当時は計算づくで作られたバンドってイメージで イロモノ扱いされてたけど実際はどうなんだろ。 その辺のとこ映画で観てみたいな。 サウンド的には大好きなジャンル。 久々にアルバム聴いてみよっと。 最近こういうガールズバンドおらんのが残念。 ジューシーフルーツのイリアって ランナウェイズのファンじゃなかったかな。 ちぇり~ぼーむ♪ (2011.03.22 23:41:13)
おは~
>神戸というか兵庫県上映館なしでしたわ。 あらぁ残念。 これも上映館少ないんですよねー。 >ランナウェイズ、中学生のあたいには刺激的でしたぜ。 >音楽誌見てコーフンしてました(笑 あ、確かにその世代だねえ・・・。笑 >当時は計算づくで作られたバンドってイメージで >イロモノ扱いされてたけど実際はどうなんだろ。 >その辺のとこ映画で観てみたいな。 その辺のところが焦点になってきますよ。 >サウンド的には大好きなジャンル。 >久々にアルバム聴いてみよっと。 私ランナウェイズは知らないんだよね。 ジョーンなら知ってるけど。 >最近こういうガールズバンドおらんのが残念。 >ジューシーフルーツのイリアって >ランナウェイズのファンじゃなかったかな。 このあと出てきたのはGo-Go'sとかバングルス。 シェリーの衣装が、マドンナの"Like A Virgin"に似てた。 >ちぇり~ぼーむ♪ ----- f^^; (2011.03.23 06:38:33)
さっきのコメ入ったかなぁ?
TBはこちらに今入ってました~☆ありがとです。 トワイライトの女の子っぽい(っぽくもないか、)よりもこちらハマってましたね~クリステン。 ダコタちゃん、ストレートロングをざくざく切る時もったいなーい。って思ったけどもちろんウィッグよね。 rock映画はやっぱりいいな♪ (2011.03.30 00:07:37)
こんばんは~
まあ、今回は果てしなく加点多いんで(笑)、こういうタイプはベストには入らないと思うけど、好きな映画です。 思い入れがあるなしでもんのすご~く分かれると思うよ。 ダコタちゃんもよくこの役受けたと思うね。 いい経験になったんじゃないかな。 (2011.03.30 00:18:53)
rose_chocolatさん、こんにちは。
この作品記事は新ブログになかったのでコチラにコメしますね。 女の子バンドと言えばプリンセスプリンセスが昔好きだったな~。 女の子のグループってあまり長続きしないよね。 そういう意味では大人数でも長続きしているモーニング娘やAKBは凄いのかも。^^ ダコタちゃんは子役から大人の女優への転換期なのでしょうね。 ハリウッドではこの時期を乗り越えらず、大人になってからはパッとしない人もいるけど、 ダコタちゃんには頑張ってほしいですね。 (2011.04.10 15:10:52)
こんばんは~
>この作品記事は新ブログになかったのでコチラにコメしますね。 gooにインポートしたら? とかいろいろご意見をいただいてますけど、 自分そんなに器用じゃないし、全部の記事引越しは無理だなあって思って。 ちょっとずつファイルかなんか作ろうかと思います。 >女の子バンドと言えばプリンセスプリンセスが昔好きだったな~。 >女の子のグループってあまり長続きしないよね。 >そういう意味では大人数でも長続きしているモーニング娘やAKBは凄いのかも。^^ 女の世界だからいろいろあると思いますけど、 それをどうしたら噴出させないようにするかというのも、プロデューサーの腕の見せ所だと思います。 >ダコタちゃんは子役から大人の女優への転換期なのでしょうね。 >ハリウッドではこの時期を乗り越えらず、大人になってからはパッとしない人もいるけど、 >ダコタちゃんには頑張ってほしいですね。 ----- そうですよね。 ここまでやってるんだから、頑張ってほしいです。 (2011.04.10 22:47:23) |