2008/04/07(月)18:31
CO2に圧力かけて地中に貯留。
二酸化炭素(CO2)を地中に埋めて、地球温暖化を防ぐ技術
が研究されていることに驚いた。
火力発電所等で出るCO2を吸収液を使って回収した後、加熱
して分離させ、パイプラインやタンカーで送り、最終的に
地下1000~2000mに閉じ込める。
石炭は石油や天然ガスに比べ環境負荷が大きいので、燃やすと
天然ガスの2倍近いCO2を排出する。
ただ、埋蔵量が豊富で価格が割安の利点がある。
良くわからないが、液体と気体の性質を併せ持つ「超臨界気体」
という特殊な状態にし、水分を含む帯水層に染み込ませる仕組み。
世界全体でCO2を貯留できる量は、およそ2兆トンで世界全体
が現在排出するCO2量の80年分に相当する。
実用化にはコストが課題で、2020年頃の普及を見込むが
地球温暖化防止のためには、あらゆる手段を講じ今から先手を
打って対応すべきである。