2012/09/02(日)00:37
銀魂’第213話 鉄の街 アニメ感想
先週のアニメ銀魂’感想の続きです。
遅くなりました><
明日は祖母の所に行くので、続きは多分深夜になります><;
そして最早、アニメの感想というより原作の感想。
今週のアニメは見れなかったのですが、DVDを持ってます。
アニメを見た家族が、「 笑ったり泣いたりだった 」って、言ってました ^ ^
★ DVD 『 銀魂’03巻 』
第210話「無法の街に集うはキャッホーな奴ばかり」☆
第211話「墓場で暴れるのは幽霊だけでない」
第212話「侠の鎖」
☆ 第213話「鉄の街」
★ 原作 『 第35巻 』
「 第三百五訓 ジジイと若い女が一緒にいると何か色々想像力が増す 」
の、感想。
☆ネタバレにご注意ください。
戦争が起こるという噂で、人が居なくなったかぶき町に、
残っているのは、四天王と、その配下と、銀さんの仲間たちのみ。
風が吹き抜ける街を見下ろす次郎長。
「 ずいぶんと殺風景な街になっちまったな
人がいねーと存外 この街もしおらしいツラしてやがらァ 」
華陀の言うには、子供の遊び場となった歓楽街は、
次郎長の目には、女狐の狩り場に見えた。
「 とりにきたのさ 狐の首を 」
四天王対四天王の一騎打ち。
次郎長は、最初から的を華陀に絞っていたみたい。
煙管片手に、のっそりと話す姿は、穏やかなのだけど、
殺気を感じる程に◎◎
☆
スナックお登勢を護る戦いは、
「 次 お願いします 」
狂死郎さんに斬られる為に、順番待ちの列が出来ていた。
どうせ刺されるなら狂死郎様に・・・・って、
元攘夷浪士の猛者たち!
狂死郎さんの、みごとな太刀筋は、
「 あれは 一子相伝で伝えられるという対オカマ用暗殺剣 百須斗神剣 」
って・・・・・きいた事あるな ^ ^
もちろん、その剣に対抗出来るのは、
「 百須斗神剣と対をなす 一子相伝のホスト撃滅拳法
伽魔仙流伝承者・・・ 拳王アゴウよ!! 」
でも、アゴウ瞬殺だった ^ ^
「 あの・・・ おとなしく死んだフリしててもらえますか
ホストがきっていいのは 女性だけですから 」 (狂死郎さん)
西郷さんの事情を知っていて、
傷付けないように、一芝居うってくれていたみたい。
大切なものを護り通した狂死郎さん ^ ^
ぴら子の配下は、みな倒れて、
「 もう勝負はついた 私らの負けだよ 」
西郷さんは、
てる君の為に戦っていただけだから。
しかし、ぴら子は、
「 ついてませんよ だって まだ親父は天下をとってないもの・・・ 」
血を流しながら立ち上がって、剣を拾っている。
「 私は・・・ 一人になったって 親父の味方です~
たとえみんなが どんなに親父を悪く言っても
たとえ親父の目に 私なんか映ってなくても 」
次郎長は、商売を独占する為に、ぴら子の身内をだまし打ちしたらしい・・・
そんな事をすれば、ぴら子や母の肩身が狭くなる。
「 俺ァとっくに 縁なんざ切ってるつもりだったがね 」
父の心にも、ぴら子の居場所は無く、
母を亡くせばもう何処にも、居場所は無かったかもしれない。
女の人のために自分達を捨てた父を、ぴら子が信じられたのは、母が信じていたからですね。
次郎長は、戦争にいく前にぴら子と母に、
「必ず帰ってくる」
って、約束をしたらしい。
「 あの人 まだ戦ってるのよ でも それが終わったら きっと帰ってきてくれる
だから平子 あの人を嫌いにならないであげて
私がいなくなったら あの人ホントに味方がいなくなってしまうもの
約束を交わした私達だけは・・・ あなただけは お父さんを信じてあげて 」
ピラ子のお母さんは、次郎長がとても大事だったのですね。
次郎長の辛さを理解し、一人にしない為に?
娘に拠り所をつくる為に?
「 ・・・約 ・・・束 したもの 必ず・・・・・
帰ってくるって 約束したもの 」
母が信じていた約束。
親娘の晩酌シーンでも、ぴら子は自分の願いを口にしただけだった。
それでも約束を信じて立ち上がるぴら子。
何処に向かって歩いて行くのか、一歩ずつ進むぴら子に、
援軍のはずの華陀の勢力は、刃を振りかざした。
ぴら子を殺す二つの剣は、西郷さんが身体で止めた。
カッコイイ!!>< 白ふんの西郷!
ぴら子の表情。
自分の欲しいものの為に、
心を殺して人の痛みを感じる事を遮断していたぴら子の
心のままの表情が><
*
華陀の城。
「 平子(ガキ)を起爆剤とし この街に戦争を起こす
そして四天王勢力 互いを消耗させ 弱りきったところを
まとめて潰し この街を独占する 」
次郎長が見たところ、
女狐の戦略は、こうだった。
内輪もめを引き起こし、街を乗っ取る。
でも、華陀も次郎長の考えを読んで、パーティの用意をしていた。
辰羅は、・・・・夜兎、茶吉尼に並ぶ傭兵部隊。
「 この街は もうわしのもの・・・ いや
宇宙海賊「春雨」第四師団団長 華陀のものと言った方が いいのかえ 」
尻尾が見えていた次郎長と、見えていることを知っていた華陀。
次郎長が、なり振り構わず、外道に身をやつしていた理由は、
「 我等天人から この街を護るためであろうが 」
護るため、だった。
華陀の目にも、次郎長の覚悟が映っていた。
「 戦争を通して学んだことが 二つある
一つ目は このままじゃこの国は 天人に食いつくされること
二つ目は 自分があまりにも 無力だってことだ
それでも護りてーもんがあんなら てめーが変わるしかあるめーよ
俺ァ てめーらに勝つために 人間やめたのさ 」
腕の中で、護りたかった者が死んでいって、
護りたかった、大切な幼なじみも悲しませてしまった。
それでも護りたいものって、
お登勢さんや、故郷や、親友と共に護ってきたそこに住む人々ですね。
楽な選択では、無かったはず。
孤独だったはず。
ぴら子のお母さんは、それを解っていたのね。
華を取り戻す
って、華が枯れていないのが、ちゃんと見えていたみたい。
「 かぶき町を なめるなよ 」
次郎長は、自分の無力を知っている。
その上で、そこに住む人の力の事は、信じている ^ ^
にたっとした次郎長。
底力を感じる。
笑っているのに、笑ってない感じが ◎ ◎)凄いです!
一触即発な雰囲気を、
蹴破って
「 待たせたな ガングロジジイ 」
到着した万事屋に ^ ^
瞬間、明るくなる雰囲気!
かぶき町は、もう大丈夫 ^ ^