cuupora

2007/04/29(日)23:21

ミランが3位浮上

ミランがセードルフの決勝弾でアウエーでトリノを1-0と下し3位に浮上した。 カルロ・アンチェロッティ監督率いるミランは、26分、オランダ代表セードルフが先制ゴールを決め1点をリード。トリノは巻き返しを図るが、残り17分に39歳のDFオスカル・ブレビが退場となり、反撃の勢いを失った。結局、ミランがそのまま逃げ切りに成功。勝ち点3を積み上げて、前節3位のラツィオを2ポイント上回った。ラツィオが3位に返り咲くには、29日に行われる2位ローマとのダービーマッチに勝たなければならない。 この日の勝利は、マンチェスター・ユナイテッドとのチャンピオンズリーグ準決勝第1戦を2-3と落としたミランにとって、何よりの元気付けになったはずだ。この勝利で、ミランは5月2日の第2戦を前に、自信を回復したに違いない。一方、敗れたトリノは、残留争いのライバルの大半より消化試合が1試合多い状況で、降格圏の18位に勝ち点2差の14位と、厳しい立場に追い込まれている。 この日行われたもう1試合、フィオレンティーナがホームでキエーボ・ベローナに1-0と辛勝している。これでフィオレンティーナはUEFAカップ出場権争いのライバル、エンポリを得失点差で上回り、5位に浮上した。この試合唯一のゴールは、64分にレジナルドが決めている。ただし、エンポリは、29日のアウエーでのインテル戦の結果次第では再び5位を奪還できる。また、エンポリと同じくフィオレンティーナに抜かれ、勝ち点1差をつけられたパレルモは、29日に行われるアウエーのリボルノ戦に勝てば、フィオレンティーナを上回ることができる。 フィオレンティーナに敗れたキエーボは、降格圏の18位をわずかに勝ち点1上回る瀬戸際の状況だ。レッジーナかパルマが今節、少なくとも勝ち点1をもぎ取れば、キエーボは降格圏に転落する。そのレッジーナはアスコリと、パルマはカリアリ・カルチョとそれぞれ29日に対戦することになっている。

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