コンビニ最低保障の実態?(え?ホントのお話)
お盆休みも今日か明日までという方が多いでしょうが、最後の週末どうお過ごしですか?私の店舗は、行楽地ではないので、連休最終日はとても暇です。次の日が仕事や学校となると、みなさん早寝されるようで、深夜は特に、ピタッと客足が途絶えます。今朝は、勤務終了後墓参りへ行きました。ちょうど、廃棄になったおはぎがあったので、それを供えてお参りをしてきました。本日消費期限なので、ご先祖様早めにお召し上がりください。とひとこと添えて参りました。さて、オーナー総収入160万円から、電気料と廃棄金額の60万円が消えるまでお話しました。残り100万円です。月間100万円あれば、年収1200万円ですから、そう悪くない年収ですね。ところが・・・最後の砦人件費があります。人件費以外は何もないのか?と言われれば、あります。大きいものは、賃貸料(店舗・駐車場など)や借り入れ返済がありますが、これについては、自前の土地・建物の場合や無借金での方など様々なので、割愛させていただきますが、ある場合は、当然残りの100万円から支払うことになります。あとは、店舗内や事務所で使用する消耗品(トイレットペーパーや洗剤etc...)募集広告費、電話代、警備保障費などがあります。また、法人として営業されていれば法人税などもかかりますし税理士費用などもあるでしょう。以上は営業形態によって違いますので、ここでの説明は割愛させていただきます。さて、人件費ですが、これも廃棄金額と同じことが言えます。売上の大きい(繁盛店)店舗は、使える範囲が広くなりますが、逆の場合は、最小限とせざるを得ません。24時間営業で、常時2名のスタッフを雇用したとしましょう。時給は地域や時間帯によって様々なので、仮に700~1000円の時給として、中間を取って850円の時給としましょう。850円×24時間×2名=40,800円わかりやすく1日約 40,000円かかるとしましょう。1ヶ月は、40,000×30日=1,200,000円このままですと、100万円しかないのに、120万円の人件費ですから、赤字なのはわかりますね。そこで、オーナーが夫婦で、勤務したとすると、仮に、1人8時間ずつ勤務に入ってその分の人件費を減らすとしましょう。850円×8時間×2人(オーナー夫妻)=13,600円1ヶ月は、13,600円×30日=408,000円きりのいいところで、約 400,000円としましょう。すると先ほどの120万円の人件費から、40万円を引きますと80万円となります。100万円から人件費80万円を引きますと、残り20万円です。どうですか?夫婦2人で20万円は、きついですね。まして、前にあげた細かい経費は入れてません。返済や家賃がある場合は、完全に赤字です。今回のシュミレーションは、オーナー総収入が160万円だった場合を想定したものです。この160万円が200万円とか300万円とかであれば内容が変わることは、おわかりと思います。結局、何をいいたいかと言うと、俗にいう、 “ 最低保障 ”という意味は生活レベルの最低保障をしてくれるという意味ではない。ということです。仮に、160万円というオーナー総収入となった場合は、どうするのか?時給の高い深夜や早朝をオーナー夫妻がもっと長時間勤務するなり、1人で管理するなりとなるわけです。深夜などに、1人で店番をするオーナーなりスタッフがいる店舗を見かけると思います。防犯面からも決して良くはないので、したくはないのですが、 “ せざるを得ない ”ということです。長くなりましたが、コンビニ最低保障の実態でした。ありがとうございました。ヤフオクブログです。よければご覧ください。m(_ _)mhttp://ameblo.jp/yafuokuonlyone/ ツイッターやってます。よかったらフォローお願いします。m(_ _)mhttp://twitter.com/tgaia173人気ブログランキングクリック応援よろしくm(_ _)m