自転車旅も3日目くらいになると、普段とは違う身体の変化が出てくる。
一番目立つのは朝の顔のむくみ。
でもこれは1時間もすれば良くなってくる。
朝ごはんを食べてテントをたたんで荷物をまとめて… 出発するころには元の顔。
ところが、東北地方を旅していたとき(平成18年8月)、今までにない変化が起きた。
朝起きたら異常に下くちびるが腫れている…
“なに?なんだ?なんで?これってむくみ?…じゃないよねえ”
1時間たっても3時間たっても半日たっても腫れがひかない。
“やっぱりむくみじゃない。元に戻らなかったらどうしよう”
翌日、下くちびるの内側の粘膜が硬くなってきた。
翌々朝、硬くなってきたところがこげ茶色に変化していた。
ここまできてようやくわかった。
下くちびるの内側の粘膜が日焼けしたのだ。
でも、なんで表面ではなくて中のほうが焼けちゃったんだろう?
答えはひとつ。
自転車に乗っているとき口をあけているのだ。
顔に日焼け止めを塗っても口の中に塗ることはしないわけだし。
それにしても太陽の力ってすごい。こんな隙間も逃さず入り込んできちゃうんだから。
いまのところ対策はなく、昨年も見事にくちびるを腫らしたのでした。
きっと今年もくちびるを腫らしながら自転車に乗っていると思います。