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Nov 12, 2008
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КИНО 46.jpg

昔ロシア語を習ってたことがありました。
今でもまだ、もう一度きちんと勉強してみたいと思っていますが。

コミュニケーションの手段ではなく、
ただ単にКиноの歌の詞を読みたかったからです。

Кино 『46』

ペレストロイカ時代のロシアのロックグループです。
彼らは活動していた数年の間にいくつかのアルバムを出しますが、
私はこの初期のデモ・テープ『46』が一番好きです。
自宅録音だから音質も良くないし、演奏も歌も下手だけど、
自由に憧れながらも抑圧された社会の中で、寒くて、貧乏で、
やる気もなくて、やるべきこともなくて・・、ただ彷徨っている若者の魂が
閉塞感と哀愁がただありのままに感じられる音源です。
このアルバムは「トロリーバス」という曲から始まります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Троллейбус

Мое место слева, и я должен там сесть.
Не пойму, почему мне так холодно здесь?
Я не знаком с соседом, хоть мы вместе уж год.
И мы тонем, хотя каждый знает, где брод.
И каждый с надеждой глядит в потолок
Троллейбуса, который идет на восток.

Все люди - братья, мы - седьмая вода.
И мы едем, не знаю зачем и куда.
Мой сосед не может, он хочет уйти.
Но не может уйти: он не знает пути.
И вот мы гадаем - какой может быть прок
В троллейбусе, который идет на восток.

В кабине нет шофера, но троллейбус идет.
И мотор заржавел, но мы едем вперед.
Мы сидим не дыша, смотри туда,
Где на долю секунды показалась звезда.
Мы молчим, но мы знаем - нам ы этом помог
Троллейбус, который идет на восток.


トロリーバス (意訳あるかも)

左の席が一つ空いていて、私はそこに座らなければならない。
なぜ、ここがこんなに寒いのか分からないけど、でも気にしてない。
かれこれ一年も一緒にいるのに、隣に座ってる乗客のことを何一つ知らない。
どこに浅瀬があるか分かっているくせに、みんな溺れかけている。
私達はじっと黙って窓の外を眺めている。
東へ向かうトロリーバス・・・

人類は皆兄弟で、私達は7番目の種。
私達は走り続ける。理由も行く先もわからずに。
隣の乗客はもう降りたがっているけど、降りられない。
彼は降りることができない。道を知らないから。
私達は占ってみる。もしあるとしたらどんな救いがあるのだろうか
東へと向かうトロリーバスには・・

運転席には誰もいない、そしてエンジンは錆び付いている。
けれど私達は止まることができない。猛スピードで走っているから。
私達はじっと息を殺して座っている。
たった一瞬だけ、星の見える方角を見つめながら。
私達は何も言わず黙っている。だけどいつか闇を抜けることを知っている。
東へと向かうトロリーバス・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・歌詞も暗いでしょ?
レコードに針を落とし、この曲が始まる瞬間が好きでした。
今はYouTube視聴サイトでも聴くことができます。
今でも世界的にかなり多くのファンを持つことが分かります。

どうして自分がこういうセロトニン欠乏気質な文化を好むのか分かりません。
ただ、自分が病んでいる部分を持つことを恥じてもいません。
私の肉体の半分はチョコレートにより、
そして精神の半分はこのメランコリックな文化圏に毒されているんです。
冷戦時代は子供心に共産圏に対する脅威を感じていたはずなのに、
明るく自由な欧米系よりも、抑圧された旧共産圏の文化芸術の深みにはまってました。
日照時間が少なく寒いという気候条件的な要素と、
大きな刑務所の中にいるという社会条件的な要素が、
特殊な精神性を生み出し、それは音にも映像にも明確に反映されているのです。
強いて言えば、『光』というものへの切実な憧れ。
今はもう、世界のどこを探しても見つけることはできませんが・・。
資本主義は一夜にしてすべてを変えました。
人々は現金と引き換えに、あらゆるものを売りさばきました。
古い価値観も、プライドも、自分の妻子さえも・・。
こういう哀愁のある音ももう喧騒に掻き消されてしまった過去の産物です。

ほんの、20年の間に時代はなんて目まぐるしく変わったのでしょうか。

今のようにインターネットでmp3や動画の入手なんて考えられなかったから、
わざわざウズベキスタンに行ってまで、Киноの音楽を探し、カセットを買ったっけ。
カセットなんて、ここ数年でもう目にすることもなくなってしまった。
医学も研究もいつの間にか大きな進歩を遂げていて、沢山の不可能が可能になった。
本当に目覚しい科学の進歩と共に今を生きていることを、再認識させられます。







最終更新日  Nov 12, 2008 10:58:31 PM
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