AlmackeyとE&W&F
あああ、光陰矢のごとしですね。。。。色々忙しくって・・・ふう。アゼルバイジャンもとっくに夏真っ盛りです。ビーチも大賑わい・・・。よく仕事が終わってから行こうと誘われるのですが・・・。(こちらの日没は21:30頃。で19:00以降が日射しもマイルドな海水浴アワーなのです)原油の香りのする潮風に吹かれながらカスピ海で泳いでみる・・・・・・気には到底なれない、山女です。ああ、でも海水を舐めてみましたよ。誰かが言っていたので。塩分が薄いと。ええ、おっしゃる通り関西風のあっさり目でした。やっぱり湖なのでしょうかね。ここ。ここにいる間、多分泳ぐことはないでしょう。(ビーチの横には石油掘削機が・・・しかも原油の湯だまりが陽炎のように湯気を立てていた・・・)まったくもって、シュールな風景だぜ!!☆ ☆ ☆さて、今日はあのR&B FUNKの神髄ALMackeyとE&W&F(Earth,Wind&Fire)のライブがあったので、仕事帰りのスポーツバーでの日本パラグアイ戦観戦を途中で退散し、レッツラゴーでコンサート会場に向かいました。バクーにはこんな風に時々へえっというアーチストが来てたりするんです・・・・それもさりげなく。気をつけなければ忘れてしまう感じの謙虚さで。だからというわけでもないけれど、ギリギリまでチケット完売の恐れもありません。そう、当日だってたいていは席余ってます。こりゃ狙い目ですよ、奥さん!!!バクーにはカスピ海を見下ろす高台に小奇麗な野外劇場があります。音響も悪くなく、緑に囲まれた地で素敵なところです。生E&W&Fすごいいい。レパートリーも全部サイコーでした、もう。久々のJAZZYでFUNKYなライブに満足。時間を忘れておりました・・・。Wanna Fly away・・・・その音とともに風に吹かれて飛んでゆきたい~~~側頭葉中心に生きている私には聴覚の満足度が一番の生きる糧だと実感しました・・・。ライブハウスやジャズクラブも少ない町なので、なかなか純粋に音楽を楽しめる場所を見つけられません。たまにJAZZを聞きたければ、JAZZ CENTERというブルーノートのバッタものみたいなジャズクラブがありますが・・。たいてい21時くらいからライブが始まるので、残業疲れの頭を癒しに、仕事帰りにたまにふらりと行くことがあります。ただ、癒されるか、打ちのめされ頭痛と吐き気に悩まされるかは、その時の運にかかっています。良い演奏も稀にありますが・・聞くのもおぞましい時もありってことで・・。ロシアンルーレットみたいなものですな。ここでは、なんでも博打です。やはり寂しいけど、海外からの大物コンサートが一番無難なのかな。そうそう、ここバクーは一時はアゼルジャズのメッカだったため、その名残で毎夏国際JAZZ FESTIVALが開催され、豪華な顔ぶれも参加すると聞きました。今年も7月末から始まる予定です。時間が許す限り、なるべく行ってみたいものです。まあ、時間が許せばの話ですが・・・・。こんな風にして夏もあっという間に過ぎてゆくことでしょう・・・。