Nov 7, 2010

ざくろの季節@アゼルバイジャン

(2)



秋も深まりすっかりざくろの季節です・・・

azzakuro1.jpg

大地のルビー指輪
 アゼルバイジャンではざくろは特産品で、内陸に行けばどこにでもざくろの木が植えてあります。
日本では女性の肌に良いとか更年期障害に良いとかで、サプリとしても有名です。
ドラッグストアで濃縮ジュースが数千円で売られていますね。
確かにビタミンCは豊富で身体に良い果物ですが、
女性ホルモンのエスロゲン成分は果汁じゃなくて
種の中に微量に含まれているそうですよ。

さて、ざくろと言えば、巨匠パラジャーノフの映画『ざくろの色』を思い出します。

zakuronoiro.jpg

コーカサス文化の陶酔美が凝縮された逸品。
この作品にはアルメニア・グルジア・アゼルバイジャン文化のルーツが散りばめられています。
監督がアルメニア人ということで、アゼルバイジャンではタブーなのかなと思ってましたが、
タブーも何も・・・
・・・・それ以前に知らない人が多い。
パラジャーノフが何者かを知らない人が多い。
一人仲の良いデザイナーの友達がパラジャーノフ・テイストを好んでいるのですが、
そんな彼すら、「でも、パラジャーノフはグルジア人だよ」と言い張っていました(--;)

知らないと言えば、面白い話。
アメリカ人の友人がギャンジャという地方都市を旅行している時たまたま発見!

“Qadin Dunyasi”(女性の世界)というファッション・ブティックの店頭に置かれたポスターのモデルは・・
なんと!キム・カーダシアンではありませんか(°Д°;)))!!!


衝撃の証拠写真
kim.jpg

キム・カーダシアンと言えばホットでセクシーなハリウッドの女優ですが
アルメニア人のルーツということは結構有名な話・・・・・。

なのに、なのに、なのに・・・なぜここに?
打倒アルメニア最前線の町中にファッション・イコンとして彼女が飾られているとは・・・

つまり・・・知らないのです。
ここの人達は彼女が誰であるかを知らないのです。
アルメニア人に対する憎悪の念がMAXであろうとも、セクシーな女性はセクシーな女性です。
恐らく肖像権という法の存在すら知らない店主はTVか雑誌でキムの姿を目にし、
「このモデルはクールでホットでうちのブティックのイメージにぴったり♪」と思っちゃったんでしょね。
彼がいつかその事実を知ったら・・・・と思うと、いささかそのリアクションに興味が沸きます。

ま、これはベルリンで目撃した
ドネルケバブ屋にたむろしてトルコのファーストフードを頬張るネオ・ナチ達の姿に
オーバーラップされるところでもありますが。。。。

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さて、今日は5年に一回の議会選挙です。
といっても、静かで、ちっともエキサイティングな雰囲気はありません。
なぜかって?もちろん、エキサイトする何の理由もないからです。
何かが変わる、何かが動くとなればきっと選挙運動の時から国内は沸き立つのでしょうが・・
昨日、偶然知り合った外国からのオブザーバーと意気投合し、
お茶を飲みながらお話しましたが、
まあ、オブザーバーとしても始まる前から諦め・呆れモードのようですね。
テーラーメイドの選挙、ヤラセ選挙であることを国民も外部の人間も知っているのです。
なにしろ、ここは『ヘイダリスタン』ですから!!

おーっと、こんなことを言ってしまうと検挙されてしまうかも。
いやいや、偉大なる『ヘイダリスタン』ですからね~!!
・・といって言葉を濁しておきましょ♪

 






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最終更新日  Nov 7, 2010 05:06:20 PM
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