汝の人生ひょっとこの如し

2006/10/08(日)07:36

朝日名人会【63回】空振りの巻

落語の話題(156)

期待の喬太郎師が、 台風による交通機関の乱れで 米沢から戻れずに、馬生師が急遽代演。 東京は気持ちのいいほど晴れ上がっていたんですけど 残念です。 演題は下記です。 小きち-牛ほめ 快治-ん廻し 馬生-お直し 小遊三-蛙茶番 -----仲入り----- 馬生-真田小僧(フルヴァージョン) 権太楼-宿屋の仇討 ということで、三太楼さん(仮名)の話題は 予想通り?まったく出ませんでした。 前座の小きちさんは、さん喬師の八番目の弟子だそうです。 「あな」が「あま」と聞こえてしまうのは私の耳が壊れてる? 快治さんはもうすぐ真打ということです。 う~ん!芸協の真打って・・・! いいません! 披露興行が終わってからも、主任がとれるように頑張ってください。 馬生師匠は本当に品のある、きれいな噺家さんですよねえ。 女性を演じたら今一番上手いんではないでしょうか? 大ネタも軽いネタも本当に、癖なく聴かせてくれます。 小遊三師匠は相変らずテンポある、切れのある口調です。 しかもお決まりの台詞でも、師匠が話すと 思わず吹き出してしまう可笑しさです。 これが芸ってもんなのでしょうねえ。 権太楼師匠はいつものオーバーアクションで、 いつもの表情で、いつもの言い回しで、いつもの熱演で、 いつもの・・・で、いつものように面白かったが、聴いてて疲れた。 お願いですから、出だしで、故文朝師の「マッカーサー」のフレーズを パクらないでくださいね。悲しくなります・・・。 三太楼さん(仮名)、早く復帰しないかなあ! しかし朝日名人会も、当初に比べて明らかに 役不足・・・じゃない、人材不足になりましたねえ! 小三治師と小遊三師が出るときだけ行けばいいかなあと、 思わず悲観的になってしまう秋の夜長なのでした。 ゴ~~~ン!

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