汝の人生ひょっとこの如し

2006/10/08(日)09:35

吉田都さん【プリンシパル】

知識の泉(20)

バレエってそれほど興味ありません。 でも新聞テレビ雑誌で、「吉田 都」という 名前を良く目にするようになり、 先日たまたまザッピング中に、だれピカを見て この方にとても魅かれました。 1965年生まれの41歳なんですねえ。 これまでの節制の賜物なのでしょう さすがバレリーナ締まっています。 バレエの世界ってもちろん全然知らないのですが、 サドラーズ・ウェルズ・バレエ団(現在のバーミンガム・ロイヤル・バレエ団)入団。 1988年プリンシパル昇格したとのことで、 日本人としてはかなり快挙なことのようです。 -------------------------------------- プリンシパル 吉田都さんのプロフィール 1965年10月28日(7月7日?)、東京都国立市出身。 9歳でバレエを始める。都立北多摩高校卒。 1983年に若手バレエダンサーの登竜門であるローザンヌ国際バレエ・コンクールで ローザンヌ賞を受賞。スカラーシップを受け、英国ロイヤル・バレエ学校に入学。 英国の気鋭振付家ピーター・ライトに認められ、 1984年、サドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエ団 (現バーミンガム・ロイヤル・バレエ団)に入団、 1988年にはプリンシパルに昇格した。89年、グローバル賞を受賞。 1991年、英国のダンス雑誌「Dance&Dancers」の人気投票で ダンサー・オブ・ザ・イヤーに選ばれる。 1995年、英国ロイヤル・バレエ団にプリンシパルとして移籍。 1999年、英国ロイヤル・オペラ・ハウスの新装に伴う柿落としガラ公演で3作品を踊る。 2002年、5月下旬から7月初旬までオーストラリア・ツアーを行い、 ロンドン帰国後、「ゴールデンジュピリー」ガラ公演にてエリザベス女王臨席のもと、 フォーサイスの『The Vertiginous thrill of Exactitude』を踊る。 また、8月には日本で「 & Miyako」をセルフ・プロデュースしている。 在団中には英国内外で活躍し、年間約50ステージに出演。 主なレパートリーは 『白鳥の湖』のオデット/オディール 『眠れる森の美女』のオーロラ姫 『ジゼル』のタイトルロール 『コッペリア』のスワニルダ 『くるみ割り人形』の金平糖の精 『ドン・キホーテ』のキトリ 『真夏の夜の夢』のタイターニア 『シンデレラ』のタイトルロール 『リーズの結婚』のリーズ 『ダフニスとクロエ』のクロエ 『シルヴィア』『オンディーヌ』のタイトルロール 『バレエの情景』 『誕生日の贈り物』 『ロメオとジュリエット』のジュリエット 『パゴダの王子』 『エリート・シンコペーション』 『ダンス・コンチェルタンテ』 『サイド・ショウ 『テーマとヴァリエーション』 『コンチェルト・バロッコ』 『シンフォニック・ヴァリエーション』 『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』 『シンフォニー・イン・C』、『雪の女王』 『ギャランタリーズ』 『アレグリ・ディヴェルシェ』など。 89年に地球賞、95年に中川鋭之助賞、96年に橘秋子賞、 97年に文化庁の芸術選奨新人賞、2001年に芸術選奨文部科学大臣賞、 2003年には橘秋子特別賞を受賞。また、2004年にはユネスコ平和芸術家に任命された。 -------------------------------------- 正直なところ同い年の草刈民代さんの方が美人?でしょうが、 吉田都さんは愛らしい感じがします。 でもプロフィールのように海外で認められて しかもいろいろな賞を受賞されているので、 芸術的に卓越した技量と、多大なる貢献をしている方なんでしょうねえ。 何で急に興味ないバレエの話をするかというと 昨日ひょんなことで、都さんが表紙のフリーの雑誌「DANZA」を入手し その中で特集(っていっても3頁ですが)記事があったからです。 都さん昨年日本人と結婚されたんですね。 何か軽いショックですぅ。 ただひたすらにストイックにバレエに研鑽しているイメージを 持っていたのですが、やはり芸術家は恋愛が必要なんですねえ。 ご本人いわく、 色々なことに対して『こうでなければいけない』って 頑なに思っていることがありました。 それが結婚したことで、ふっと力が抜けました。 あ、そんなにキリキリ頑張らなくてもいいんだって・・・。 気持ちが柔らかくなりました。 とのことです。 あと数年は一線で活躍し、指導者への道を選ばれたんでしょうねえ? Miyako in Wonderland -------------------------------------- ところで、「プリンシパル」ってなんでしょう? よく耳にする「プリマドンナ」とは違うんでしょうか? てっきりバレエの女性主役も「プリマドンナ」と 呼ぶのかと思っていました。 ◆バレエ用語小辞典◆ 「プリンシパル」 英語圏で主役を踊る、最高位のダンサーのこと。 バレエ団の中で主役ばかりを踊る人のこと。主に男性に用いられる。 女性はプリマバレリーナと呼ばれることが多い。 一方、「プリマドンナ」は歌劇団の中で第一位の女性歌手。 主役をつとめる女性歌手。 つまり私のなかでオペラとバレエの序列が混乱していた ということですねえ。 オペラで主役をつとめる女性歌手が「プリマドンナ」。 バレエ団の主役が「プリンシパル」なんですね。 吉田都さんのバレエを一度は観たいと思います。

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