カテゴリ:RS異聞記
公式のオークションサイトが出来るようでございます。
アイテムオークションの利用料金は、 「出品」、「入札」システムを利用するときに、 一回につき50GEMが必要となります。 ・・・ ・・・ ・・・ サービスポイント使えませんのね(涙目) ------------------------------------------ 「やれやれ」 タウンポータルが消えると、不可視の指輪をはずし ルンは大きく伸びをした。 本来姫である”ふう”が天使に姿を変えるカラクリ。 この指輪をはずし姿を現したルンに 武器変身で一体化、おのれが天使のように振舞う。 このルンが護衛天使の末裔であるため ふうは護衛天使たちの動向を知ることが出来た。 ふうが、ここの新たな主となったあの日。 天空に輝いていた太陽は闇色に包まれ 空気は凍りつき 羽をもがれた、たくさんの天使が 地上へと突き落とされた。 天使たちが住む地と 地上との間にあるここにも 何十という天使が・・・ その日から追放天使と呼ばれる者たちが 落ちてきた。 心と体に大きな傷を負って・・・ 目の前に傷ついた者がいるのに放ってはおけまいと この異変に動揺しながらも必死で天使たちを 救助したティルアノグの民たち。 やがて、ティルアノグの民の前に姿を現した 新しいお館様である”ふう”は 追放天使たちの滞在を許し、 男手のないこの国の警護等の仕事を与えた。 それから何代過ぎたのであろうか・・・ その時代、時代に天使たちの中から選ばれる 戦闘能力、状況判断力において卓越した存在として 天使たちを束ね、ふうを護る者。 光栄な役回りである。 はずなのだが、 「あのワンコと私とではさしたる違いはないかな」 苦笑しながらルンは傷ついていない翼を広げた。 飛べない翼・・・普段はこんな風に広げる事もない翼を 髪を梳くように撫でてみる。 あの日--- ふうがDiolch誘拐の件で呼び出され退出したのち、 カムロの警護もかねて不可視のままこの部屋に残っていたルン。 カムロが突然むくりと起き上がり、 ”σ(=^‥^=)カムロだじょ♪” ”ん、私が見えるのか?” ”(。・_・。)ノよろしくだじょ♪” ”さすが、由緒正しきエンシェントドラゴンの幼生ということか・・・” ”~(= ^・・^)=o 握手だじょ♪” 挨拶をすると彼の翼をそっと触り ”(=^;;^=)σ痛いの痛いの飛んでけぇ~だじょ;; そう呟いて一礼し、再び眠りについたカムロ。 「カムロ、早く良くなるといいんだが・・・」 ルンは窓の外を遠く見つめて呟くと、指輪をはめた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月27日 17時24分57秒
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