2010/03/27(土)10:23
ダグラス窩膿瘍(だぐらすかのうよう) 3
年度末の多忙業務もなんとか一段落。
久しぶりの休日に
外に出ると花粉が飛んでいるしと
自分に言い訳しながらパジャマのまま
朝食を摂っておりますと
携帯が鳴りました。
あ、K君の家からだわと
電話にでますと
「Cym(本当は本名)ちゃん、今どこ?」
「おはようございます。自宅にいますわ」
「ごめん、お財布わすれたの、○△病院まで来てくれないかしら」
ただならぬ雰囲気が伝わってまいりました。
それは自宅から車で5分の救急病院。
「着替えて直ぐまいります」
事情はあとで伺えばよいと判断、
食べかけの朝食を冷蔵庫に放り込み
身支度をして車で病院にむかいました。
病院のベットにうつぶせになっているK君の顔は文字通り蒼白。
目を見開いたまま肩で息をしていました。
20日夜から痛みがひどくなり
市販の痛み止めを服用しても効果なし。
お風呂につかっていると少し楽ということで
21日に休日診療当番になっている病院が9時に開くからと
待っていたそうですが
8時少し前、お手洗いに行きたいと湯船から出て
洗面所に行こうとしたまま、激痛で動けなくなり、救急車を要請。
何とか服を着せ、
救急隊員の方に言われてK君の靴と保険証を持って
救急車に乗り込んだが、お財布を忘れ、
近くに住んでいる私に連絡をいれたとのこと。
本人の訴えは”動けないほどおしりが痛い”
「こんなに痛がっているのに原因がわからないの・・・」
多摩地区でも屈指の大病院ですのに、
治療は痛み止めの坐薬と点滴。
仕事にでていたK君の父親もかけつけましたが
おろおろするのみ。
薬が効いて、なんとか動けるようになったところで
痛み止めの坐薬、経口薬、胃の薬を処方され帰宅。