公立高校の環境(会計など)でiPadを授業に使う方法
埼玉県公立高校では教室にプロジェクター設置が進んでいます。勤務校でも1月から全ての普通教室にプロジェクターが設置されました。これまでは大きなプロジェクターをかついで教室に持って行き、iPadで授業していました。今では教室に持っていく大きな荷物がなくなりました。Apple iPad と Apple Pen の組み合わせは、授業で授業を進めるのに最強だと思います。パワポを作らなくても、教科書と自作のプリントを画面に表示して、Apple Penで記入し、自在に拡大、強調しながら授業を進められます。以下、私のiPad導入の過程です。新世代iPadとPencil購入、授業テキスト支援システムできました→18/4/16ブログ教室にプロジェクターを背負っていってます→18/4/27ブログiPadを授業に使う②実物映像提示パーツ→18/5/24ブログ1学期のまとめ「教材作成・提示編」→18/7/13ブログしかし、公立高校では予算執行の面で色々面倒なことがあり、ここで使ったソフトウェアやiPad,Pen,HDMI無線アダプター、ソフトウェアは私の個人購入です。同僚に「使いましょ」と誘っても、同じシステムを学校予算で揃えたり、学校のパソコンとデータのやり取りに大きな障害があります。まとめると①ハードウエア(iPad,Pen,HDMI無線アダプター)の購入は頑張れば学校予算で可能。②ソフトウェアの購入はとてもたいへん。特にAppleはソフトの購入のために、ITuneにキャッシュカードを登録し、そこから決済する必要がある。③学校にWindowsパソコンしかなく、そこで作ったプリントやデータをiPadに転送するのができない。そこで、ハードウェア(iPad,Pen,HDMI無線アダプター)さえそろっていれば、手軽にプロジェクターで提示できる可能性を探りました。①USBメモリを購入私は、MacBook←→iPad←→iPhone間で"Air Drop"を使って無線でデータを交換していますが、Windowsとの間は上のUSBメモリを購入し、便利に使っています。Amazonで1800円でした。②iPadに上の(写真下)USBメモリを差し込むと、コントロールソフト"Ydisk"を読み込むように表示されるので、iTuneから読み込む(無料)。③Windowsパソコンで教科書会社提供の教科書PDFファイルを用意したり、MS Wordなどで作ったテキストをPDFで保存する。(この例では実教の化学教科書のPDF)④上のUSBメモリにこれらのPDFファイルを保存する。⑤iPadにUSBメモリを差し込むとと表示される。⑥ここから必要なものをタップして選んで右上の”🔲に↑”をタップすると「ブックにコピー」するをタップする。⑦iPadに購入時にインストールされているBookが立ち上がって小さな画面(サムネイル)が表示されるのでそれをタップ。⑧次のような画面になる。右上の鉛筆のようなアイコンをタップすると、記入モードになる。あとはサインペンやマーカー、消しゴムを選んで書き加えて授業を進める画面に直接文字を書けるのは、授業の進展に応じて、毎回生徒の理解・疑問に応えるのことができるので便利です。さらに、プロジェクターとは無線でつながっているので机間巡視しながら使えます。GoodNotesがよりよいのですが、この方法なら遜色なく提示ができます。ソフトが手に入らない時はこんな方法もあります。