EXPO2025:「夜の地球」輪島塗技術の継続
大漁旗のはためく変わったパビリオンがありました。木材で球を作り、黒漆で何層も塗って、沈金で「夜の地球」を表現した地球儀がおいてあります。直径1m。輪島漆器の技術すべてが投入されています。この他にも、東京・北京・ロンドン・ニューヨーク、4都市の夜景が輪島塗で描かれた額装がありました。この地球儀は保存会のメンバーが2017年から5年かけて製作しました。輪島市の伝統工芸館に展示されていました。よくぞ、地震に耐え抜いて万博に来てくれた。能登半島地震が起きて1年半になります。これにより、多くの工房や店舗が被災し、作業場や材料、道具も失われました。1年たって輪島塗の事業再開は6割ほどだそうです。輪島塗の生産にかかわる多くの職人が被害を受け、再開の見通しがなかなか立たないのが現状のようです。輪島漆器のあらゆる技術が詰め込まれた地球儀が万博でたくさんの人の目に触れ、注目されて、能登を訪ねたり、輪島漆器を手に取ることでこの技術をつないでいけたらと願っています。この地球儀のできるまでのパネルがありましたので転載します。