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テーマ:理科を楽しもう♪(100)
カテゴリ:ベンゼン屋日常
屋久島・種子島 弾丸旅行の最終UPです。
「大川(オオコ)の滝」 滝つぼ近くまで行けます。水量が多いと水しぶきをかぶります。 雨がひどいときは、遊歩道まで水没するそうです。 弾丸旅行1-5は 屋久島・種子島 弾丸旅行5→2022/6/11ブログ、からリンクを貼ってあります。たどってください。 今回は屋久島の滝にまつわる地質の話です。 屋久島は1900m峰をそなえた「洋上のアルプス」と呼ばれています。 近隣の種子島と違い火山島です。 急峻な山なので大きな川がなく急流の狭い川ばかりですがやたら雨が降るのでたくさんの滝があります。 GOOGLEMAPより 「千尋(センピロ)の滝」 左の岩盤は、まるでコンクリートを流し込んだようですが、花こう岩一枚岩。 それゆえこの名前がついたようです。 右側にも、奥にも花こう岩層があります。 花こう岩の大きな山を削ってできたような滝です。 地質を調べてみると ワイナック屋久島の地質より ホルンフェルスは接触変成岩です。堆積岩が熱変性を受けて作られます。 1400万年前、地下のマグマが海上までふきあがって屋久島を形成しました。 四万十層は海底の堆積岩で、砂岩と頁岩。 プレートの沈み込む際に東から押し付けられて形成されました。 屋久島は花こう岩の島です。 千尋の滝の両岸壁は花こう岩が削られてできたものです。 大川の滝、手前にも。 こんな滝がたくさんあります。 屋久島・種子島 弾丸旅行はこれでおしまい。 たくさん見て回って、おなかいっぱいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.06.12 11:35:13
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