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テーマ:化学(333)
カテゴリ:授業
年に1回、長野県の大学で講義をさせてもらっています。
![]() 大学1年生の一般・化学の授業で有機化学の入門編の講義です。 テーマは「構造が性質を決める」。 とくに、構造と溶解性について分子模型を使って解説し、演示実験も行います。 講義では、iPADのGoodNoteかKeynote(Appleのプレゼンソフト)を使っています。 iPadのUSB_Cをハブにつなぎ、HDMI出力をプロジェクターにつないでお話しします。 今年もがっつり準備。車に講義用の資材を詰め込んでいってきました。 さて、講義の準備というところで、講義に使うiPadを家に忘れてきたことに気が付いた。 家に取りに帰るにも車で往復8時間かかります。 「うわー!!どうしよう…どうしよう…」 手元にはiPhoneしかありません。「えいっ!ままよ!」と USB_CハブをiPhone15につなぎHDMIでプロジェクターにつないだら表示できました。 ![]() Keynoteで図版示し、iPhoneのカメラをつかって演示実験を拡大して違和感なくしのぎました。 学生さん、講義を楽しんでくれました。 こうして、しのげたのはAppleのシステムに3つの利点があったからです。 ①USBーCで画像出力ができる iPhoneも近年USB-Cコネクタが付くようになり、3rdパーティ製の外部機器をつなげることができるようになりました。 iPadではずいぶん前からUSB-Cコネクタになっており、これを利用してずっと授業で使ってきました。 今回は緊急避難でiPhoneをつかい、画像表示ができました。 ②Apple製品(iPhone・iPad・MacBook)にはプレゼンソフト=Keynoteが標準添付 このほかPages(ワープロ)、Numbers(表計算)も標準添付です。 ③データはiCloudにバックアップされている 私はKeynoteで資料を作成、必要に応じてGoodNoteに転送して使っています。 今回はバックアップされたデータをiPhoneのKeynoteに読み込み事なきを得たのです。 わが家でiPhoneをモニターにつないだものです。 左下にiPhone、真中下に切れていますがUSB_Cハブ、さらにHDMIケーブルが延びています。 ![]() 下はiPhoneのKeynote画面スクリーンショットです。 ![]() MacBook、iPad、iPhoneを使っており、写真をはじめとしてあらゆるデータの連携がとてもよく作られています。(私はアップル信者でありませんけど…) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.12.11 17:49:02
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