ちょこっと薬膳 

2010/06/14(月)12:28

そら豆の『お腹にヤサシイ』ポタージュ

薬膳レシピ(43)

関東も今日、いよいよ梅雨入りしましたね。 早速、朝から「梅雨寒む」になってます。 今朝の朝ごはんはそら豆をメインにしたポタージュ。 うちの姉ワンコのプラムが 夕べから夜中何度か嘔吐したため、 お腹に優しいものを、と思い、ポタージュにしてあげました。 以前にも書いたかもしれないけど、 我が家のワンコ達のご飯は全て手作りなので、 私の朝ごはんはワンコ飯の材料と同じなんですね。 (モチロ、ワンコ飯は味付けしてないし、 食べてはいけないものは入れてません) このそら豆のポタージュの材料は、 そら豆、ジャガイモ、キャベツ、冷ご飯。 ジャガイモとキャベツは小さめにカットし、 柔らかくなるまで茹でます。 そら豆はあらかじめ湯がいたもの(又は蒸したもの)を 皮を剥いて中のお豆を取り出しておきます。 ミキサーに、上のものと冷ご飯を入れてスイッチオン、 滑らかになったら完成。 ワンコ飯はこれで完了ですが、 私が食べる分は、これに塩適宜で味付けして完成。 実にシンプルな お野菜の味がしっかりするポタージュなんですよ~。 そら豆というのは、 消化器系を丈夫にする働き(健脾=けんぴ)の他、 余分な水分や老廃物を尿によって排出する働き(利尿=りすい)、 気を増やす「益気(えっき)」という働きがある食材。 中医学的に見ると、 嘔吐やムカつきというのは、 胃に余分な水分(湿)が溜まっているために起こるとされているので、 そら豆は、胃の働きを助け、余分な水分を排出するので 胃をスッキリさせるのにはピッタリな食材なんですね。 同じような働きは、 大豆や黒豆、インゲン、あずきなどの豆類にも多くあります。 で、今回は、 胃腸(消化器系)の働きを良くし、気を補う食材である ジャガイモ、キャベツ、ご飯(米)をプラスし、 効果をアップさせているんですね。 ポタージュにすることで 胃に負担をかけることなく消化吸収できるので、 これから蒸し暑い時期になって 食欲の無い時や、梅雨風邪の時にもおススメですよ♪ あ、もちろん、梅雨時期の養生食として、 朝ごはんやお夜食など普段食べてもらうのもOK! そんなわけで、 しばらくは、養生のお話もしながら、 梅雨の薬膳レシピを紹介しようと思ってますのでお楽しみに~。 プラムに夜中1時間ごとに起こされたため、 夕べは殆んど寝てません~。 久しぶりのプチ徹夜のお陰で、ボ~ッとしてます・・・ お昼食べてお昼寝しよっと。 今日も読んで頂き、ありがとうございます! 応援ポチっと☆して頂けると励みになります      

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