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テーマ:今日のこと★☆(104805)
カテゴリ:今日の出来事
2006年7月24日
何と言う勘違いをしたのであろうか? こんな事では、簡単にインド人に誤魔化されるはずである。 実は、ルアンナムターから、ムアンシンへのバス代は、32、000キープ(約350円) です。 しかし、何をとち狂ったのか、320、000キープだと思ってしまったのであります。 ちょっと考えれば、3500円もするはずがないのです。もう少し出せば、飛行機に 乗れる金額ですから。しかし、思い込んでしまうと、もう止まりません。 チケット売り場で、120、000キープを出しました。キープの手持ちが不足なので、 20US$も出しました。これで、320、000キープになるのです。 売り場の女性と男性が、何やら顔を見合わせて、話しています。US$の換金 レートが、分からないのかと思って、キープとドルを合わせて、チケット買えるだろ? と、手真似で、教えました。(教えた?) そしたら、チケットに書き込みを始めましたので、「これで購入できた」と安心しました。 そして、チケットと、何やらお金を纏めだして、US$はそのまま置いてあります。 「おいおい、US$は使えないのか?」、とUS$を、もう一度、手真似で、ご丁寧にも 再度、示したのであります。 売り場の男性がしぶしぶ、US$を受け取り、お金を数え始めました。 そして、チケットと大量のお金を返してくれました。 「おかしいなー? 何でお釣りが来るんだ?」、と思いながらも、数え始めました。 二つの束があります。数えたら、100、000キープが二束。そして、細かいほうも 数えたら、80、000キープ以上ありました。 何かおかしいと思って、札束を見せて、「これは何だ?」と言うそぶりをしました。 売り場の男性、「それは、あんたの金だ」、とたどたどしい英語で言いました。 僕は、それでも尚、気がつかず、「可哀相に、渡したお金の単位を間違えている。 いくら何でも、こんなに貰ってしまっては可哀相だよな。」と思ったのですが、彼らは 自信満々の態度なので、そのままポケットに詰め込んで、バスに向かいました。 バスでゆっくり考えて見て、ようやく一桁間違えて支払いを行った事に気が つきました。何とも間抜けな話であります。 3万2千キープのチケットを買うのに、12万キープのお金と、20ドルを出して、 「さぁ、これで買えるだろう?」、と堂々と教えるが如くの態度でいたのであります。 お釣りは、きちんと、28万8千キープありました。ドルを含めれば、32万キープ 支払い、そこから、3万2千キープ差し引き、28万8千キープを返してくれたので あります。 お恥ずかしい話でありますが、チケット売り場の人たちは、訳の分からない お金の計算も出来ない、田舎者の外国人に対して、キチンと対応し、誤魔化す 事などせず、お金を返してくれました。 自分の間抜けさより、ラオス人の誠実さを、間の当たりに見る事が出来ました。 やはり、大自然の中で、動物たちと共に、生きていると、心の清らかさは、濁らず、 澄み切っているのだな、と感謝の気持ちで一杯であります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.25 13:43:20
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