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2020/05/24(日)01:31

やくみつる、亀田父をT.K.O.

ニュース(118)

疑惑の判定で奇しくも実力とTBSとの黒い関係を露呈した、ボクシング・亀田興毅。 判定についてコメントを求められた元・現役ボクサーもこれには答えづらい。 「引き分けかと思いましたが」「王者になったからには頑張って」 などと、亀田勝利を積極的にアピールする者は皆無に近い。 実際、知人のボクサーは、具志堅、飯田らを育てた名トレーナーF氏が「2、3ポイント差で興毅の負け」「ボクシングがスポーツでなく見世物になる」とジムでこぼしたと語っている。 さて、そんな亀田父がテレビでコテンパンにやられた。 リングは「スーパーモーニング」 相手は漫画家でコメンテーターとして人気のやくみつる。 戦いでは平常心を保った方が勝つが、その様子を見れば亀田父がいかに惨敗したかを知ることができる。 実際のスーパーモーニング、亀田父vsやくみつるの映像をご覧頂きたい。 携帯で見る人のために、文章でラウンドを説明すると以下の通り。 亀田父「ほんでなぁ、おたく・・・」 やく 「おたくじゃねぇ『やくさん』て言いな。俺は47だ。」 亀田父より年上のやくみつるに丁寧語は常識。いきなりのカウンター。 やく1ポイント やく 「今日は土産があるんだ。金亀印のしつけ糸。その糸で亀をしばっとき。」 亀田父「・・・(無言)」 きついギャグに一瞬固まる亀田父。まったく切り返しできず。 やく1ポイント 亀田父「(声を震わせながら)あんたなぁ・・・」 やく 「ほら、腹立つやろ? あんたのせがれ、これと同じことやっとるんや。」 実際、怒り心頭で声ブルブル震わす亀田父。完全に術中。 やく1ポイント。 やく 「俺は1時間半にもわたって、安っすいパフォーマンスだらだら、だらだら見させられるのが嫌だって言ってるんじゃ。」 亀田父「(体ぶるぶる震える)お前、見らんでいいんや!それやったら!」 やく 「いや、俺、ベネズエラ応援しとったから見とったんじゃ。」 亀田父「・・・(固まる)」 嫌なら見るな、という個人の自由を無視した不条理反論に、今回1番の会心の切り返し。 亀田父ダウン寸前のダメージ。 やく1ポイント。 亀田父「(やく氏の態度に)興毅にな、教育っていうことないやろうが!その言い方やったら!」 やく 「ワシは怒らせるためにわざとこうしとるんじゃ。     普段やったらこんな格好ようせんわ。(司会席から笑い漏れる)     今日はあえて『おたくのせがれは人にこういう態度で接してるんだぞ』     ということを見せつけるためにこういう格好で来たんじゃ。」 グラサンにアロハシャツ。安っぽいチンピラのような格好、チンピラ口調も、興毅を真似たもの。 「お父さん、こういう人にこういう態度で接されて、あなたはどう思いますか?」 見事な疑問提起、そしてそれまでその挑発に見事に乗っていたことに気づいた亀田父は完全に沈黙。 やく2ポイント。 見かねたレフェリー・ガッツ石松が間に入る。(ガッツ石松、冷静で大人な対応。見直した!) ガッツ「やくさん、これは試合のパフォーマンスだから・・・」 亀田父「勝負の世界は命がけやんか、駆け引きがあるやんか。相手を挑発するのも駆け引きやんか。」 まるで敗者のインタビュー。 スポーツの駆け引きはリングの上でするもの。 相手を汚い言葉で挑発しないと勝てないような、下品で弱い王者は日本には要らない。 やく 「俺は挑発にきたんや」 亀田父「ほんなら後で表で話しようや!」 まんまとやくの挑発に乗ってしまった亀田父。 激怒した段階で「私は挑発に乗ってしまいました。平常心を失いました。」と言ってる様なもの。 この時点で亀田父にまったく見せ場無し。 やくのT.K.O.勝ちはこの時点でどの視聴者にも明らかになった。 はっきり言って、このようなヤクザまがい、トレーナーとしての実力は疑問符だらけの人物に、才能ある若者を預けるのは日本ボクシング界の損失だろう。 実際、今回のファン・ランダエタ戦の作戦は、危なくて仕方なかった。 地力で、1ダウン(前出F氏によるとアウェイならスタンディングダウンを取られてもしかたない場面が2回)で乗り切ったという点で、亀田にそれなりの評価をしていいぐらいだ。 余談だが、今回の疑惑の採点は「亀田のボディを取ったか?ランダエタのジャブを取ったか?」というジャッジの見かたよるという。 しかし、F氏はこう切り捨てたという 「どっちが有効打だったかって?足にきてた方がダメージが大きいに決まってるじゃないか!」 それにしても、バッシングや疑惑を取り払うには、今回の対戦相手ファン・ランダエタを倒すしかないのに、早くも階級を上げると、逃げ宣言。 レベルの高い日本人選手との対戦は行わないと強固な方針。 それも、トップクラスから逃げるならともかく、WBC10位の格下日本人選手との防衛戦からも逃げるありさま。 メディアは自分らでヒーローを創って、そして壊す。その過程を視聴率として食い物にする。 もしかして、メディアは亀田親子というチンピラまがいの態度を続ける下品な主役(すなわち悪役)を一度持ち上げておいて、しかるべき正義の味方(礼儀正しく勇気ある日本人選手?)に倒させるシナリオではないのか?と疑ってみたりもする。 実力のないボクサーが倒されるのは勝負の世界だから仕方ない。 しかし、意気盛んな若者が、知らぬうちに大人に人生を弄ばれていたことすら気づかないまま、リングに顔から落ちる光景は寝覚めの悪いものではある。

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