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2007/10/13(土)17:26

父「金玉打ってもエエ」 兄「大毅、肘でもエエから目ぇ入れろ」

興味(33)

父・史郎「わかってるやろ (小声で)金タマ打ってもエエから」  兄・興毅「大毅、肘でもエエから目ぇ入れろ」 TVで見た感じでは、亀田大毅はパンチは一発一発はいいものがあるが、全体を通しての数は内藤の半分も打っていない。 大毅は足も使ってないから(というか過去の対戦で使ったのを見たこともないが)、スタミナは残っているだろうし、単発で強いパンチが打てるのは当然だろう。 有効打、顔やボディに入って、相手にダメージを与えたパンチは、内藤の方が倍以上入れているだろう。 特に、大毅のガードのヒジ下(わき)を狙ったボディは明らかに効いていたように見える。 内藤は単発でこそいいパンチをもらったが、最後まで足を使っていたし、連打を許さず(そして大毅も連打で畳みかける技術も地力もなく)、まるで健在だった。 内藤は12Rにして、軽やかに大毅の周りを回り、強いパンチも打った。 33歳にして、いくら相手が格下とはいえ、このスタミナには頭が下がる。 相当に厳しい練習を地道に続けないと、大舞台でこういうことはできない。 逆に10~12Rの大毅は相当キツかっただろう。 組み付いてばかりいないで、腹をくくって打ち合ってほしかった・・的な意見も聞くが、亀ガードを崩して打ち合えばまず倒される。 ボディを効かされていたので、打ち合えばガードが下がることになり倒されていた可能性が非常に大きい。 大毅としてみれば、亀ガードから内藤の大振りの打ち終わりを狙ったフックで一発勝負をする・・・その作戦は正解だと思う。 そのチャンスがくるまで、ひたすらクリンチで逃れるのも間違ってはいないだろう。 戦略的にはこうだが、大毅のパンチ力や当てる技術は「良い」が「別格」ではないので、スタミナ十分の内藤を倒すのは難しい。 だから、あの下品きわまりない投げ連発をやらかした。 それまでも、大毅のローブロー、特にモモ打ち、組み付いてのヒジは、なぜレフェリーが取らないのか不思議なくらい目立った。 これは過去の試合で兄・興毅がよく使っていたから、自分が特に気になったのかもしれない。 ただ、セコンドである父・史郎や兄・興毅が直接指示していたのには、TVの音声では気が付かなかった。 なるほど、確かに急所を狙え、目を狙えと言ってる。 12R、判定で大差がついて倒せなければ勝ち目はない。 しかし、内藤はまぶたを切ってるものの、ワセリンを厚く塗り、まだ軽やかにフットワークを使えるほどピンピン、ダメージもさほどない。 コイツは倒せないよ、強いよ・・・と思ったらしい、大毅の投げ技連発については報道されている通りだ。 自分はその光景を見て 「ああ、ケンカで負けそうになってナイフ持ち出すチンピラだなぁ」 と思った。 ドラマで、ヒーローにボコボコにされた挙げ句「テメェ!」とナイフを持ち出した挙げ句、さらにドカーンと豪快にやられてしまうアレだ。 物書きをしている友達にそうメールしたら 「(最後の投げ連発は)ファミコンのリセットボタンを連打する子供みたいだったね」 と返ってきた。 なるほど物書きって人種は、感性が鋭くて表現が的確で巧い人間じゃないとやれないのだなぁ、と感心した。 格闘技でもスポーツでも同じだが、強ければ、上手ければ人間的に正しいかというと全然違う。 では、厳しい・辛い・苦しい鍛錬を乗り越えれば・・・つまり努力すれば、尊敬できる人格になれるか? それも違う。 大毅もすごく努力しただろうが、土壇場で本当の自分が出るときに「下品」そのものだった。 技術と同じで、人間性も尊敬できる人物、憧れる人物がいて、その人みたいになりたい、と思いながら日々の行動を通じて努力するからこそ身に付くものだろう。 人間性も真似ぶ(学ぶ)ものなのだから、よい教本と長い練習が必要だ。 大毅は、、というか亀田家はなぜ下品なのか? この20秒にも満たないの短いやりとりにそのすべてが出ている気がする。

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