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カテゴリ:水のメモ
いわゆる「相場観」がある玄人向けといわれる「ブル・ベアスイッチファンド」だが、本当にそうだろうか?

もっと単純なサインでスイッチする方法がないか検討してみた。


ブル・ベアスイッチファンドの特徴と対策

ブルベアファンド最大の特徴は今回のような世界同時不況ような株価下落時も(ベア型で)資産が増えるということだ。

ブルベアファンドは各種あり、スイッチングできるものには、資金を一時避難させることができる「ポートフォリオ」と呼ばれるファンドを組み入れて、ブル・ベア・ポートフォリオの3本立てで1セットになっている商品もある。

しかし、スイッチングのコストが高いこと(2%以上)ともみ合い相場に弱いのが難点。

だから、チャートのトレンドは長期で捕らえないと勝つことができない。

たとえば、5日、25日、75日の移動平均線でゴールデンクロスが成立してブルにスイッチしても、長期トレンドが下向きだとマイナスになる。

デッドクロスの場合も長期トレンドが上向きだとマイナスだ。

結論として5日、25日、75日の移動平均線のクロスは使えないと思う。


そこで、13週移動平均線の上向き、下向きでスイッチしたらどうなるかを検討したところ、良好な成績が得られたので報告したい。


検証条件

データは直近の2年(2007年9月3日から2009年9月18日)を用いた。

初期投資金額10,000円

日経平均に連動するWブル・Wベアファンドを想定した。

手数料はスイッチングのたび2%とする。

便宜上、その他の細かい手数料は省略した。

また、税についてもファンドの場合は解約売りするまで利益が確定しないので省略した。
(ファンドは5-15年の信託期間が終わるまで解約売りする必要がない)


さて、投資開始日の2007年9月3日の13週移動平均線は下向き↓トレンドなのでに10,000円をWベアに投資する。

その後、13週移動平均線が上向き↑、下向き↓に変わった日にファンドをスイッチする。

上向き↑ならブル、下向き↓ならベアにスイッチする。

日経平均チャート(クリックで拡大)
finance2s.JPG

2007年9月3日から2009年9月18日の間に13週移動平均線は大きく3回転換している。(赤|の部分)

チャート中に1ヶ所だけ(○で囲った部分)13週移動平均線が上げてすぐ下がった点があるが、これは横ばいとして計算した。

(仮にブル→ベアと2回スイッチしても累計リターンには2%程度の影響しかないため)


結果と考察










































転換日 13Wトレンド 日経平均 騰落率 基準価格 騰落率
2007/09/03 (↓継続)
ベア
16,524 - 10,000 -
2008/04/21 ↑転換
ブル
13,697 -17.11% 12,484 +24.84%
2008/06/30 ↓転換
ベア
13,481 -1.57% 12,560 +0.6%
2009/04/13 ↑転換
ブル
8,924 -33.80% 15,191 +20.95%
2009/09/18 (↑継続)
ブル
10,370 +16.20% 20,661 +36.01%
累計 -6,154 -37.24% +10,661 +106.61%


表の通り、日経平均とはあきれるほどの大差が出た。

日経平均がこの2年間で-37%値下がりしたのに対し、ブルベアは13週移動平均線の転換に合わせてスイッチしただけで+106%と資産は倍増した。


2008/04/21-06/30の短い期間に13週移動平均線は上向いたが、2008/06/06の14,489円をピークに急激な下落に転じたため、この期間、日経平均はマイナスになっている。

ブルベアファンドの資産はわずかにプラスになっているが、これは基準価格が、日経平均の価格そのものではなく、「変動率」に連動しているためである。

そのため、日経平均と同じ方向で上下しても、金額の増減に違いが出る。

これが「ブルベアファンドは儲からない」と言われるゆえんだが、これはあくまで短期かつトレンドを無視した場合の話である。

長期スパンでのリターンについて考えれば「株をはじめる前に読むブログ」においてstaygold氏が優れた検証記事でまとめているように、トレンドをしっかり捕らえれば市場の倍近いリターンが得られる。


考察1 頻繁なスイッチングはコストとリスクを招く

2008年10月のリーマンショックから始まる株価の大暴落という特殊要因があったが、13週移動平均線はゆるやか、かつ確実に長期トレンドを捕らえることができると考えられる。

もちろんもっと素早くトレンドに対応できればその方がよいに決まっているが、ブルベアファンドのスイッチコストが2%以上と高率であることを忘れてはならない。

要するに、このファンドは本質的に頻繁なスイッチに適していないのだ。

また、ファンドが株価そのものではなく、変動率に連動することも忘れてはいけない。

そのため、長期スパンでトレンドを捕らえ、トレンドに適したファンドを保有することが重要になってくる。

最後にレバレッジであるが、現在、日経平均に連動するブルベアファンドではレバレッジ1-3倍のものがある。

3倍ブルベアが最もリターンがよいが、頻繁にスイッチするとレバレッジの分だけ損失が膨らむことは忘れてはならないだろう。



考察2 ブルベアファンドの年率リターンは20%以上か?

今回、近2年間の日経平均を例に検証したが、過去10年の日経チャートをざっと見ると、13週移動平均線でWブル・ベアを切り替えて運用した場合、年率リターンは10%-50%、平均で年20-30%といったところだろう。

20-30%、これは驚異的なリターンだ。

仮にスイッチングを誤るケース、相場が急変動するケースなどを考えて、やや控えめに年率20%のリターンと見積もっても、恐ろしいリターンになる。

実際に計算してみよう。元本を100万円とすると年20%複利では


1年目   1,000,000円
5年目   2,488,320円
10年目  6,191,736円
20年目  38,337,600円
30年目 237,376,314円


と、5年目に250万円、10年目に600万円を超える。

複利が加速するのはこからで、20年目に3,800万円、30年目には2億3,000円万円とまさにケタ違いの金額になる。

これがかのウォーレン・バフェットを世界一の富豪に押し上げ、アインシュタインをして「複利こそ20世紀最大の発見」と言わしめた複利の破壊力だ。

ちなみにバフェットは40年間にわたって平均約20%のリターンを獲得し続けた。

元本が1500倍に膨れあがる計算だ、なるほど世界一の大富豪にもなるわけだ。


ちなみに30%複利だと20年目に1億9,000万円、30年目に26億円(!?)になる。

もちろん、こんなに巧くいくはずもなく、年率5-30%のリターンを何年か繰り返すことになるだろう。

未来の相場はもちろん分からないが、それでも13週平均を使えば年10%以上のリターンは堅いと思う。


本業を守りながら堅実な投資を

ブルベアファンドは、株価下落時にも資産が増え、しかも手間が少ないのはかなり魅力的だ。

実は日経225ETFを信用取引したり、先物を使ってもブルベアファンドと近いことができる。
しかし、ETFや先物は発注がどうしても煩雑になる。

個人投資家はほとんどがサラリーマンなど、別に本業をもっている兼業投資家のはず。

本業がおろそかになったり、株価が気になって仕事や家庭のことが手に付かなくなっては本末転倒だ。

シンプルな投資が望ましい。

その点、毎日チャートを見る必要も発注をすることもなく、年に数回のスイッチングで年10%以上のリターンが望めるのであれば、ブルベアファンドを活用する意義が十分あるのではないだろうか。



私は少額ながら既に始めている。




現在、トリプルブル・ベアを扱っているのは楽天証券のみ

取扱いファンド数は日本一、毎月1000円投信積立て
投信50万円ごとに年12000ポイント付与など
楽天グループならではのユニークなサービスが多い。
(他証券会社から投信を楽天証券に振替することもできる)

また、中国・米国の株式・ファンドに強いのも魅力。

最近、株式手数料も約定10万円/145円と大幅に値下げした。







最終更新日  2009/09/21 07:27:41 AM
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