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カテゴリ:ニュース
 たまたま読んだ現代ビジネスの記事「貧しさゆえに娘を殺したシングルマザーの慟哭〜銚子市・女子殺害事件の真相

 2014年9月、千葉県銚子市の県営住宅で家賃を2年間滞納していた母子家庭の母親が、立ち退きの日に中学生の娘を絞殺したという痛ましい事件。現代ビジネスの記事ではがんばっていた親子を行政が強制退去しようとしたことや、生活保護を積極的に受給させなかったことに非があるという「行政批判」の内容だった。

 しかし、私は現代ビジネスの記事をみて不審に思った。

 「県営住宅の家賃って収入に応じて『払えるように』設定されるんだぞ? それを何年も滞納するって???」

 現代ビジネスという雑誌自体に信憑性がないし、よく偏向記事を書くので(あの週刊現代の兄弟誌だし)、このあたりがぼかして書かれているのは印象操作に不都合だからだと確信した。

 そこで、当時の記事を検索したところ、やはりあった・・・

 銚子市の県営住宅で9月、中学2年松谷可純(かすみ)さん(13)が死亡しているのが見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された母親、美花容疑者(43)が県警の調べに対し、家賃滞納の理由を「母子家庭の子供だから、と世間から思われないよう娘に持ち物や服などを買い与えることを優先させた」と説明していることがわかった。
 美花容疑者の毎月の収入は、パート代と前夫からの仕送り、児童扶養手当などで月15万円前後あったが、12年7月から1万2800円の家賃を滞納し始めた。
 調べに対し美花容疑者は、家計について「世間体で娘の持ち物や服を買ったら、支出が収入を 上回るようになった」と話している。


 現代ビジネスによると月収は12万円というが、実際には15万円だったらしい。貧しいのには違いがないが、現代ビジネスがいう「極貧」とは到底いえない。
 それに、公営住宅は「収入に応じて払えるように家賃を決める」ので、収入が15万円で家賃が1万円台ということは、まず2年間も滞納する理由がないといっていい。
 アルバイトで月18万円ぐらいの収入で5万円の家賃をしっかり払って、13万円で生活している母子家庭は山ほどある。
 これでは、現代ビジネスが主張するように生活保護を申請したとしてもまず通らなかっただろう。
 現代ビジネスがこのことを知らなかったはずもない。シングルマザーという弱者を作り上げ、行政という強者をたたくという演出をしたかっただけだろう。
 
 さて、この母親が15万円の収入がありながら「世間体で」破綻していったのはなぜだろう?
 現代ビジネスの記事の中でも「娘が華やかな服を着ている、しかもそれが毎回変わるので近所の人が驚いていた」という内容の記述がある。

 明らかに生活の優先順位が間違っている
 家賃といえば、衣食住の住で、食の次、衣よりも優先させることだ。
 そして、強制退去は簡単に(15万円の収入のうちから2万円を割り当てるだけで)回避できたのに、それをせず、裁判によると「突発的に」娘を殺している。
 公営住宅は民間の住宅と違って入居者保護が優先され強制退去させにくい。私が知っている範囲では生活保護受給者が犬猫を数頭飼い、家賃も滞納している状態で強制退去できない事例がある。犬猫は規約違反だし、家賃滞納もしているが、細々と家賃を支払っているので強制退去は難しいという。
 だから、公営住宅で強制退去にいたるにはよほど悪質な滞納「払う意思がない」というレベルの滞納であるはずだ。この事例で言えば毎月家賃と滞納分を合わせて2万円程度を払えば強制退去は逃れられたと断言できる。
 なのに、この母親は行政からたびたびの指導を受けても応じず、強制退去のその日までわずか1万円台の家賃を満足に払わず、娘に服を買い与えたのだろう。そして、その娘を殺した。もはやわけが分からない。

 そして、強制退去の日に娘を殺害したという状況も気になる。芝居がかっているのだ。
 殺害に使ったのは数日前の体育祭で使ったハチマキ。強制執行の担当者が家に入ったところ死体になった娘の頭をなでる母親の前にはテレビで体育祭のビデオが流れていたという。
 凶器になったハチマキを使った体育祭のビデオがこの修羅場で流れているのは異様だ。これは演出で裁判所の担当者に見せ付けるつもりだったではないか。
 だとするとお門違いで執拗な恨みがみられる。死体役で登場させるために本当に殺された娘はたまったものではない。
 供述によると、娘を殺した後、自殺するつもりだったというが、警察の調べでは母親が自殺をする準備をしていた形跡はなかった。

 これだけの状況証拠がそろえば、この事件の印象はガラリと変わる。

 現代ビジネスは「貧しさゆえに娘を殺したシングルマザーの慟哭」と題しているが、貧しさが悪いのでも、社会が悪いのでも、シングルマザーが悪いのでも決してない。
 家賃滞納にいたったのも、娘を殺害したのも母親の個人的理由に起因している。「おろかさゆえに娘を殺した身勝手な母親の慟哭」あたりが妥当だ。
 
 物事の優先順位がつけられず、お金を管理できず、生活に必要なものをわからず、世間体を気にして見栄を張り、節約ができず、我慢ができず、執拗にうらみ、自己中心的で、衝動的に行動する。
 ・・・これを昔から日本では平たく「バカ」といっていた。

 いまではこういう傾向が脳の器質的にあることを「発達障害」ということもある。この母親にそういった診断がついていたかは知らないが。
 仮にこの母親が発達障害だったとして、脳の器質障害を批判してはいけないが、こういったメンタリティや人格を憎んではいけないということではない。
 私はこのタイプの「バカ」を心から憎み、忌避している。

 なくなった中学生の娘は、母親思いで、明るく人気者、部活に打ち込み、体育祭でも応援団長をしていた。将来の夢はモデルだった。実際に可愛かったらしい。
 殺害された当日は「母親が具合が悪いから看病する」として学校を休んだ。
 遺体はうつぶせになっているところを、後ろから絞殺されていた。遺体の顔は赤黒く腫れ上がり遺体には4箇所の損傷があった。相当に苦しく怖かっただろう。

 未来ある無辜の女の子が、大バカでメンタリティのいかれた母親に殺された。
 なのに母親はマスコミから有力議員から女性人権団体から弁護され、お涙頂戴の論調に、懲役は求刑のわずか半分の7年になった。

 7年。たった7年。
 この子の命の重さはそんなものか?この凶行はそんなに当然か?この子を襲った理不尽はその程度のものか?
 他人のことなのに、この子が不憫で、悔しくて仕方がない。

 なぜ、母親が自ら貧困の悪化をまねき、そのことにはまるで罪のない子供を殺したのだとはっきり断罪しないのだろう?
 恐るべき凶行で、理不尽極まりなく、大罪だと断言しないのだろう?
 なぜ、母親の明らかに異常な行動やメンタリティをうやむやにして「社会が悪い」のパターンにし、社会がよければ女の子は助かった、という論調に持って行きたがるのだろう?

 私たちの心の奥底に「シングルマザー」「母子家庭」といった弱者バイアスがかかってはいないか?それがなんとなく批判してはいけない空気を漂わせていないか?ためらってはいないか?
 ためらってしまってはこの子があまりに可愛そうだ。
 貧困が関係なかったわけでもない。行政にまったく非がなかったとはいわない。だが、他のシングルマザー世帯を見るに、この結末はどう寛大に考えても母親があまりに異常だ。
 女の子の無念を思うなら、再発をおそれるなら、こういったバカの思考回路を徹底的に憎み、世の中から根絶するしかない。

 具体的には、物事の優先順位をつけるトレーニング、感情のコントロール法、忍耐力の訓練といったことだ。これは普通の社会人に普通に要求される有意義なスキルでもある。メンタル面のコントロール力を向上させることはもちろん学校教育の一義的な対象分野ではないが、社会としてなにか取り組みはできないものだろうかと思う。

 なんでもかんでも社会のせいにしたら、真の問題が見えないし、悲劇も繰り返されてしまう。
 この母親のメンタリティはしっかり検証し、批判し、悪いことは悪いと言おう。無実の子が巻き込まれて殺されたのだから。たしかに「この母親が」殺したのだから。






最終更新日  2015/08/31 10:06:15 AM
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