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カテゴリ:ニュース
  1. 日刊ゲンダイ&国民民主党議員が「第3波はGoToが原因」と主張

    ヤフーニュースで配信中の「コロナ第3波の元凶は「GoTo」だった! 国立感染症研究所のレポートでエビデンスが」の記事がひどい。

    コロナ第3波の元凶は「GoTo」だった! 国立感染症研究所のレポートでエビデンスが
    https://news.yahoo.co.jp/articles/3633017b674b32452a3436a28e907d5ecf570f68

    「「感染拡大の原因であるとのエビデンスは存在しない」――。肝いりの「Go To トラベル」をめぐる批判に、こう繰り返してきた菅首相だが、「言い逃れ」はもはや通用しない。新型コロナウイルスの感染拡大とトラベル事業の因果関係を示す「エビデンス」が示されたからだ。


    そのエビデンスとやらは、どうやら国立感染症研究所の論文を国民民主党の足立議員(医師免許保有)が独自解釈したもののようだが「これが医師か!?」と驚くほどひどい。

    記事を引用しよう

    ・注目を集めているのが国立感染症研究所が発表した「新型コロナウイルスSARS―CoV―2のゲノム分子疫学調査」と題されたリポート。
    ・4月と8月の調査と合わせて3回発表されている。
    ・足立氏「夏の第2波の要因となったのは欧州型が変異したもので、いわば『東京型』だった。第2波が収まらないうちに『東京型』が拡散し、第3波へとつながっているのです」
    ・7月から10月末までに国内で検出されたウイルスによるクラスターは赤色で表記。つまり、「東京型」に由来するクラスターだと分析されているのだ。

    ・トラベル事業は、感染がくすぶる東京都を除外して7月22日に前倒しスタート。10月1日に人口1400万人を抱える東京が追加されて以降、感染がみるみる深刻化した。

  2. ​​さて、どこから突っ込めばいい?

    とりあえず「東京型」って勝手につけるなよ!
    国立感染研さんが
    「大都市のデータが不十分」って明言しているだろ!

    新型コロナウイルスSARS-CoV-2のゲノム分子疫学調査(2020年10月26日現在)

    ​​https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2488-idsc/iasr-news/10022-491p01.html

    『主に大都市圏での調査が十分に実施できていないため、本調査は地域バイアスを伴った評価であることがぬぐえない。』
    (国立感染研12月報告)

    記事は、エビデンス、エビデンスとうわごとのように繰り返しているが、記事には肝心の「GoToで東京から全国にウイルスが拡散した」のエビデンスは一切ない。

    要するに、武漢系統でも、欧米系統でもない、日本独自のクラスターを発生させているコロナを勝手に「東京型」と名付け、東京がすべての元凶かのような印象操作をしているだけなのだ。
  3. そもそもGoToとの関連を示す論文ではない

    国立感染研の論文を簡単に説明すると
    「日本のクラスターは、7月以降、2つの系統に集約されます」
    「これは中国系統とも欧米系統とも【切れた】クラスターです」
    「大都市圏のデータが不十分なので地方特有の傾向かもしれません」
    (→大都市をもっと探れば、欧米系統とのリンクが分かるかもしれません)
    という内容だ。

    大事なことなので、もう一度書く「7月以降」である。
    そして、この2系統が拡散したのは、国立感染研の推定ではGoToの1か月前の「6月下旬」である。

    ​「6月下旬から、充分な感染症対策を前提に部分的な経済再開が始まったが、収束に至らなかった感染者群を起点にクラスターが発生し、地方出張等が一つの要因になって東京一極では収まらず全国拡散へ発展してしまった可能性が推察された。」
    (国立感染研8月報告)

    GoToトラベル開始 7月27日
    東京都がGoToトラベルに参加 10月1日

    国立感染研は、GoTo以前から、2系統は全国に拡散しており、その原因はGoToより1か月前、GoTo東京参加より3か月前の地方出張等ではないかと推定しているようだ。

    どこをどう見ても、日刊ゲンダイ記事の言うような「コロナ第3波の元凶は「GoTo」だった! 」というデータはない。
  4. ​「根拠なく『東京型』というな」国立感染研の矜持。
    矜持を捨てた医師・足立信也議員(国民民主党)


    ことさらに「エビデンス(科学的根拠)」を強調するゲンダイの記事であるが、科学者にとっては、エビデンスとは「決して憶測でものを言わない」という矜持を体現する言葉である。

    しかし、足立氏にとって、エビデンスとは「政権攻撃のための方便」に過ぎないようである。

    ・足立氏「夏の第2波の要因となったのは欧州型が変異したもので、​いわば『東京型』だった​。」
    (ゲンダイ記事より)

    ・国立感染研東京型・埼玉型といった地域に起因する型(type)を認定するような根拠は得られていないし、ステレオタイプに定義のない型を使用して混乱を増長する危険性を感じている。』
    (国立感染研8月報告より)

    筆者自身、科学に携わってきた端くれとして、大学で医学や理化学を修めたら「科学者」「医学者」になるわけではないと、ぜひ、ご理解いただきたい。

  5. 要するに、日刊ゲンダイも足立氏も国民をバカにしている

    日刊ゲンダイも、足立議員(国民民主党)も、なぜこれほどすぐにバレる嘘をついたのだろうか?
    おそらくは、国民はメディアを使えば簡単に操作できるものと信じてかかっているからだと思う。

    「奴らは絶対に元の論文など読むはずがない」と確信しているとしか思えない。
    なぜなら、国立感染研の論文の内容が小難しくて分からないという人でも、図にでかでかと「6月中旬」「7月以降」と書いているのは、すぐに分かるからだ。

    (8月報告)

    (12月報告)







    国民民主党は、与党にしばしば強烈な説明責任を求める。
    政治家は国民に説明をする仕事。それはいい。

    であれば、足立先生、本件についてのご説明をお願いします。
    特に、国立感染研が「危険」と忌避した『東京型』と名付けた件について。





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最終更新日  2020/12/19 05:30:17 PM
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