今日、仕事から帰ってきて家でくつろいでいると突然電話が鳴った。一番近くにいた私が何気に受話器を取るといきなり、
Who’s speaking?(誰?)
直ぐに我が家の女の子の友達だと判る可愛い声。オイオイ、でもそれはこっちの台詞だよと思いながら、そういう君は誰だい?と訊くと案の定ベストフレンドのアレックスだった。
アレックス、元気かい?なんてお決まりの挨拶をしようとすると、そんな邪魔な手順はあとでとばかりに、
私ね、女の子の誕生会のことで電話しているの!
私もリリーも誕生会に×○☆@&%?・・・
なんか急いで伝えたいことがあるらしく最後の方は早口すぎて何を言っているのか判らない。
君、女の子と話したいの?代わろうか?答えを聞く前に側で待っている女の子と選手交代。
それから暫らく女の子はおしゃべりに夢中。その姿は既にティーンエイジャーのそれ。
程なくして電話を切った女の子。嬉しそうにしている彼女の顔を見て察しはついたが一応電話の用件を訊いてみる。
アレックもリリーも私の誕生会に来てくれるって!
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
もう直ぐ彼女の7回目の誕生日。毎年お誕生会はどんな内容にしようかと頭を悩ませております。...って、奥さんがねっ。
これまではハングリー・ジャックのパーティルームを借りたりしてそれっぽい事をやっていました。招待客はどちらかと言うと奥さんのママ友関係が中心。招かれる子供達も学校の友達は殆どいませんでした。しかし今年は規模を小さくしてその代り女の子の学校の友達を呼ぼうと言う事になりました。
それで決まったのが、ベストフレンドを3人招待して何処かへ行こう!計画。
招待する友達は直ぐに決まったようだが、問題は何処に行く?度重なる討議の結果ふたつに絞られた候補地は
- みんなで映画館へ行ってスゴ~ク面白い映画を観る!
- ちっちゃな、ちっちゃな遊園地、ルナ・パーク(Luna Park)でちまちまと遊ぶ...
私のお勧めはもちろん映画鑑賞。座っているだけである程度時間がつぶれます。その後どこかカフェでアイスクリームでも食わせれば一丁上がり。
ルナ・パークは小さいながらもシドニーっ子に人気の遊園地。しかしわたし的には掛ける時間は同じでも一緒にあっちこっち歩き回らなければいけないので大変。子供達のあれに乗りたい、これをやりたいリクエストに振り回されるのを想像するだけで...それにもちろん公用語は英語ですので...
因みに、何れの場合も家族一同でサポートする事になっております。
私の願いもむなしく女の子が選んだのは...ルナ・パーク!
っま、最初っから判っていましたけどね。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
女の子は昨日、一生懸命手書きで3人への招待状を作っておりました。
今日それを学校で渡したそうです。女の子によると3人ともルナ・パークは未体験(ホンマか?)だそうでかなりエキサイトしていたそうです。
それでさっきの電話。当日の予定をお母さんに確認したアレックとリリー。スケジュール的に問題無いし。参加の許可も出たという事で翌日学校で会うのが待てずに報告の伝。
残るアイビーの返事も明日聞けるでしょう。OKだったらいいのにね。
当日、晴れますように...