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2004年04月19日
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ダール・ジャマイル特派員がバグダッドから報告する

2004年4月19日

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バグダッドの医師がファルージャでのクラスター爆弾使用を報告、
米兵による患者へのいやがらせ

ダール・ジャマイル 
2004年4月19日午後10時53分(バグダッド時間)に公表


 バグダッドにおけるうわさ話はこうだ「自動車爆弾の自爆攻撃中止はその背後にCIAがあったということの証明である。なぜ?なぜならばと一人の男が語る。「(CIAエージェントが)今は戦闘にあまりに忙しいし、彼らが爆弾を使って引き起こそうとしていた不穏な状態は、いままさに達成されているから。」
 本当なのか、そうでないかはともかくとして、確かにイラクでは占領者のイメージに良い兆しが示されるようすはない。

 一昨日の晩私は、中央バグダッドで非常に大きい爆発と、それに続く3つの小さい爆発によって目覚めさせられた。今朝も私は、再び1つの大きい爆発と、それに続くいくつかのより小さい爆発で目覚めた。

 非常に多くのジャーナリストがイラクを立ち去り、残留する大多数の人たちが(宿泊先のホテルの近くに足止めされているという状態におかれているため、地上で起きている出来事について正確な情報を手に入れることがいっそう困難になっている。

 我々はここで、言うまでもなく移動をすることは、悪化する治安情勢のためにますます困難に直面することになった。

 イラクの首都における毎日の(そして毎晩の)生活を象徴する散発的な砲火と、恒例となった爆撃は別として、少なくともイラクの他の地域と比較して、ここでは比較的静穏であり続ける。私が感じていることは、ここに住む多くのイラク人は(直接軍と戦っている者は別として)、ナジャフとファルージャに対して注目をしつつも静観的な位置に最も近いということである。

 けれどもこれは現実の話、おおっぴらに戦闘をしているわけではない中央バグダッドのそれと矛盾していて、暴力と緊張は表面下で沸騰状態にある。アラブ子供病院への最近の取材において、尋ねたときに在籍した人の中で最も高い役職にあったワ-ド・エダン・ルイ博士が述べた「侵略の前に、我々は毎晩300人の患者を診ていた。今、治安がそれほど良くないから、我々は100人しか診ていない。」

 一方、アル・アダーミヤのノーマン病院で、私の取材に匿名を条件に応じてくれた医者が述べた「我々は平均1日に1つの銃傷を治療しているが、私たちは占領の前に決して見なかった種類のものだ。これはバグダッドで法の支配が及んでいないことの帰結である。イラクの警察は脆弱な武器しか持っておらず、誰も彼らの権威に敬意を払わない。」

 彼は同様に米軍兵士が抵抗戦士についての情報を求めてい病院に来たと述べた。彼は言う「私の方針は、アメリカ人に私の患者を与えないこと、そして少しの情報でも提供しないことだ。私は患者のために、アメリカ人への情報提供を拒否する。私は私の患者が病院の壁の外で何をしたかなど気にしない。私は私の仕事をし、その後患者は出て行くだけだ。」

 「10日前にこれは起きた...人々が、大部分が子供たち、女性たちと高齢者であったけれども、ファルージャに入り始めた後、これは起こった。」

 米軍がファルージャで文民を爆撃していたかどうか尋ねられて、彼が述べた
「もちろんアメリカ人は、革命派とともに文民も爆撃している。1年前にファルージャに革命はなかった。けれども彼らは家を捜索し、人々を侮辱し始め、そして人々を怒らせた。人々は腹を立て、デモをし、その後アメリカ人はデモ参加者を撃った。それがこのファルージャ革命の始まりだった。それはサドル・シティでも同じだ。」

 彼が怒って続けた「文民に対する侵略がこのすべてを起こした。占領後の最初の2カ月間は何も起きなかった。人々はサダムがいなくなったことがうれしかった。そして今、もしアメリカ人がナジャフを侵略するなら我々は神のお慈悲を望むだけだ。」

 侵略と占領の間にクラスター爆弾が一般のイラク人に使われたと伝えられている。

 匿名を条件に取材に応じたもう1人のノーマン病院の医者が、米軍が撤退した12月、アル・ドーラ地域にクラスター爆弾を落としているのを見たと述べた。「私はすべて私自身の目でそれを見た。兵士は自分のヘルメットに集めたクラスター爆弾の子爆弾を入れていた。米軍はそうやって不発弾を取り除いていた。」

 負傷したファルージャ市民が述べたことと同じ証言が、現在働いている現場の医師からももたらされていることから、ファルージャでクラスター爆弾が使われていることは間違いないとみられている。

 さらに彼は、治療したファルージャの犠牲者は、その多くが「ダムダム弾」で撃たれていたと主張した。その銃弾は撃たれた後に体の組織に最大の損傷を与えるように設計されている「ホローポイント弾」だという。これらは「銃創を拡大して」いると主張している。

 ディスカッションの終了間際に、最初に語った医師は「米国は攻撃性を誘発する。もしあなたが私を攻撃しないなら、私は決してあなたを攻撃しないであろう。米国はイラクの人々の攻撃性を刺激している!」

 バグダッドのアル・カラム病院で匿名を条件に取材に応じた医者が、彼の同僚の一人がちょうどナジャフから戻ったところだといった。彼女はスペイン軍が病院を占領していたために、そこで働くことは不可能だったと、アル・カラムに言った。ナジャフのアル・サドル大学付属病院の屋根は、スペイン軍の基地を見下ろす位置にあったため、軍が戦略上の目的で病院を接収した。

 アル・カラム病院の医師は「アメリカ人は何がイラク人に起こっているか気にもしない。」と述べた。

 バグダッドでアル・カー病院に似たような話がある。病院管理部門の一人が匿名を条件に取材に応じて「米軍兵士は常に我々に私たちの負傷者に関する情報を求めてここに来る、しかし我々は彼らに情報を与えない。」と述べた。

 フセイン・カリム、サドル・シティのモハンメッド・ベイカー・ハキム病院の管理助手は、兵士が病院を占拠したり訪れたりする以前から、米軍兵士が病院の一台の救急車を撃って、運転士に怪我をさせたと言った。また彼は、2週間前の戦闘が始まった最初の日にサドルシティで女性や子どもばかりの90人の負傷者と32人の遺体を収容したと述べた。

 ヤーモーク病院の、筆頭医師がファルージャの状況を語った。
 彼はファルージャでの米軍の包囲攻撃最初の日に、傷ついた人たちが数多く彼の病院に搬送されたと語った。彼は「我々は別の病院に兵士を誘導しようとしたけれども、アメリカ人は私の患者に質問するためにここに来た。」と続ける。

 彼は、彼が大虐殺と呼ぶファルージャの状況に憤慨しており「アメリカ人は治療支援のためにファルージャに来た我々の医師の何人かにまで発砲した。ミサイルで車が攻撃を受け、我々の医師の1人が負傷した。そのうえファルージャにいる私の医師からの報告では、アメリカ人は、ファルージャの主要な病院に対してと同じように、救急車さえも撃っている。」
「ファルージャの私の医者は、アメリカ人がクラスター爆弾を使っていると報告した。私たちが治療したファルージャから来た患者も同じことを言っている。」

 クラスター爆弾の使用は国際法上、そうでないとしても少なくとも「法の精神」として戦争犯罪であると言われている。投下された後に残る不発弾が対人地雷と同じ影響を与えるから、クラスター爆弾が(米国がなにがなんでも署名することを拒否した)対人地雷禁止条約に違反する。

 彼は続けて「ファルージャで一人の私の医者が、その場にいたアメリカ人に、傷ついた患者を都市から移動させることができるかと尋ねた。兵士は彼に犠牲者を動かすことはできないと言い、そして続けた「我々はここで死んだ兵隊といっしょにいるんだ。ここは戦場だ。」医師は負傷した男を移動させることが許されなかった。そして彼は死んだ。非常に多くの医者と救急車がここのチェックポイントから引き返すのを余儀なくされた。」

 この同じ医師の報告によれば、アメリカ軍兵士はファルージャで救急車を撃つだけでは飽きたらず、それに加えて女性たちと子供たちを殺しているのを見たという。

 私がその話をした医師は彼の怒りをこう表現した「アメリカが我々にもたらした自由とはいったい何だ。マシンガンの自由か。同じように私が私の銃をとって、そしてあなたたちを撃つことが自由にできるとでもいうのか。」

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 ダール・ジャマイルはニュースタンダードのバグダッド特派員である。アラスカ出身の彼は、占領されているイラクから、語られない物語を記事にすることに専念している。ダールへカンパをすることによって、イラクにおける彼の重要な仕事を支援することができる。もっと多くの情報のために、あるいはダールにカンパするために、ニュースタンダードのサイトを訪問してください。

記事の著作権はダール・ジャマイルとニュースタンダードにある。商業目的の出版は禁止される。それ以外の転載許可については、次の条件を満たすこと

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おことわり:上記の記事に表明されたいかなる意見も著者の個人的なものであり、それらは必ずしもニュースタンダードあるいはピープルズネットワークスのスタッフの考えを表わすものではない。この項目は、硬いニュース論文ではなく、ウェッブログの項目であって、そして必ずしも完全に事実をチェックされたものではない。

原文URL
http://blog.newstandardnews.net/iraqdispatches/archives/000211.html

(翻訳 山崎 久隆 TUP/劣化ウラン研究会)





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最終更新日  2004年09月28日 01時48分08秒
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