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今日もまた 宵待ち草の やるせなさ ![]() ★ 竹久夢二。大正ロマンを代表する画家につき、詩人・・・。「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待ち草のやるせなさ 今宵は月も出ぬそうな」という歌は、あまりにも有名です。 ★ その夢二は岡山県の生まれですが、最近、岡山でも水ナスの栽培がおこなわれており、ある農家の水ナスは水分をたっぷりと含み、とてもおいしいのです。 ★ もちろん、本場・泉州産水ナスの高級品には追い付かないかもしれませんが、値段のことも含めて考えれば私としては岡山産の水ナスに軍配を挙げてしまいます。 ★ 6月に入りましたので、もう出荷されてくると思うのですが、二日に一度は地元農協の直売所に顔を出しているのですが、今日もまた無駄足となりました。 ★ 竹久夢二の歌の通り、待てど暮らせど来ぬ水ナスを宵待ち草のやるせなさ・・・の心境です。 ★ 宵待ち草とは、夜になると黄色の花を咲かせ、朝にはしぼんでいく月見草。正式にはオオマチヨイグサのことです。 それが夢二にかかれば、こんなに切なく、甘くはかない恋の歌に化けてしまいます。 ★ しかし、何はともあれ、いまの私の「宵待ち草」は、色気より食い気で、水ナスです。あまり気を持たせて待たせないでほしいものです。
Last updated
2017.06.04 12:53:53
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