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平安寺のささやき  短歌日記

平安寺のささやき  短歌日記

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2019.11.07
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カテゴリ:短歌 故郷を詠む
懐かしや 
戦後流行った 歌に見る 
故郷恋うる 心覗きて





​​★ 最近、ちあきなおみのカヴァーした戦後歌謡のいくつかを聞いて、当時の世相を反映した歌詞に、たまらなく自分の心情に近いものが歌われているようで、懐かしくも切なくなります。

★ 中でも、昔聞いたことはある「逢いたかったぜ」という歌は、とりわけ、そう感じさました。この歌は、1955年(昭和30年)岡晴夫が歌い大ヒット、その後もたくさんの歌手がカヴァーしました。

★ 1955年は戦後間もなく、貧しい生活から抜け出すためにようやく新しい生活に踏み出そうとした時期のこと。この歌の背景は、おそらくは、一旗揚げようと東京に出た若者たちの再開の物語でしょう。

★ 「逢いたかったぜ 三年ぶりに 会えてうれしや 飲もうじゃないか 昔なじみの昔なじみの おま 
  えと俺さ 男同士で 酒酌み交わす 街の場末の おゝ縄のれん」   

  「生まれ故郷の 想いで話 今宵しみじみ語ろじゃないか 昔なじみの昔なじみの おまえと俺さ 
  今度あの娘(こ)に 出会ったならば 無事(まめ)で居るよと おゝ言ってくれ」
  
  「誰が流すか ギターの唄に 遠い想い出 偲ぼじゃないか 昔なじみの昔なじみの おまえと俺さ
  夢が欲しさに 小雨の路地で 泣いたあの日が あゝ懐かしい」

★ 遠く離れた故郷に残る懐かしい想い出と、心を寄せていたのに故郷に残してきた娘への、会いたい気持ちを唄った名曲です。

★ こんな歌に心を惹かれるのは、やはり戦後生まれの私、あるいは同じ世代の私たちにとって、またぞろ戦争時代に逆戻りするかのような安倍暴走政治の下にいるからこそ、なおさらのことでしょう。

★ 戦後が、これからも永久に戦後でありますように! そう願いつつ、安倍政治の終焉に向けて、力をさらに入れて頑張らなくては―そう思いつつ、これらの歌を口ずさんでいます。


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Last updated  2019.11.07 13:32:53
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