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打撃の真髄

バリー・ボンズ語録

インタビューしたのは手術の2日後、「肘から突き出た骨を取り除くだけさ」という手術の翌日にはバットを振っていたというので驚いた。
―なぜ一日も休まなかったのですか?
―「休むのは死んでからいくらでも休めるからさ。そのときにはいくらでも時間がある。自分は野球が大好きなんだ。プレーするのが好きだし、勝負が好きだし、グラウンドにいるのが好きだし、そこでファン達を喜ばせることが好きなんだ。自分にとって練習を一日休むと言うことは、一日無駄にするということなんだ。努力しない自分に対していい気持ちがしないんだ。努力した上でそれでも違和感があるのなら休んでも納得できる。でも少なくてもその努力をしないと、自分自身に対していい気持ちがもてないんだ。」

―今日も(2/24)特大のホームラン。準備はもう万全なのですか?
―もちろんさ。僕は一年中練習しているからね。日米野球から帰ってきた後も2日休んで練習を再開した。なぜそんなに一生懸命練習するのかって?なぜならアスリートとしての時間、キャリアというものは限られている。その上、たったこれだけの限られたチャンスしかないんだ。野球選手を目指している選手の多くが自分のように長い間野球をプレーできる機会に恵まれているわけではない。だからじぶんはそれを最大限に生かしていきたいんだ。それには練習しなくてはいけないし、体も鍛えておかないといけない。昔自分たちの父達がプレーしていた頃とは(バリー・ボンズの父ボビー・ボンズはメジャーリーガー)、野球自体も変わってきている。彼らは体を鍛えるためにスプリングトレーニングに来ていた。しかしいまは競争のレベルも高くなったし、競争のレベルが非常に高いので、必ず体を鍛えてからスプリングトレーニングに来ないとダメなんだ。

―でもあなたはスーパースターだし、競争といっても無いに等しいのでは?
―競争は常にある。自分は大学生相手にプレーしているわけではない。自分はプロフェッショナルを相手にプレーしている。だから常に準備をしておかないと行けないんだ。なぜなら相手もプロフェッショナルだからだ。プロフェッショナルであるということはいつでも他のプロフェッショナルに勝てると言うことだ。だから絶対に自分は身体そして精神をできるだけ強く保っておくんだ。

たった5分のインタビューでこれだけのお宝の答えが出てきた。マスコミ嫌いといわれる彼が日本のメディアには本当に丁寧に答える。時折わかりやすく説明しながら答えてくれるその作法は、紳士そのものだった。スコッツデイルのスタジアムのバックネット裏で、ジリジリと照る太陽を真っ向から受けながらインタビューは続いた。

(有働 由美子NHKアナウンサー。 プロフィール NHKのスポーツキャスター有働由美子がお届けするコラム。)





「家にはトロフィーなどのたぐいは何も飾っていない。箱のまま倉庫に積んである。野球に関するもので飾ってあるのは、高校時代プレーしていたときの写真だけだ。あのころの野球は楽しかった。今は単なる仕事だ」。スーパースターの沈鬱(ちんうつ)な気分がよく表れていた。

産経新聞掲載平成18(2006)年4月20日[木]





「相手がプレッシャーをかけてきたから目覚めたんだ」
2000年11月11日の日米野球戦、4回に勝ち越しの3ランホームランを打ったバリー・ボンズ選手がインタビューに答えたときの言葉。





「これはすべてのスポーツに当てはまるんだけど、どんな時も最後まであきらめない。昨日がこうだったから今日が同じように行くとは限らない。僕たちができることはベストを尽くして試合に立ち向かっていくことしかない。そして試合の後、自分に誇りを持って、家に帰るんだ。」





「僕は、努力しない自分は嫌いだ。」




「バッティングのポイント」

トップハンドとボトムハンドのどちらが重要かの質問に対し、リードする左手(トップハンド)が重要であると説明していた。何故かというと、グラブとバットの違いだけで、最短距離で左手でボールを捕らえに行かないとならないと説明していた。それと、もしボトムハンド(右手)でボールを捕ろうとした場合、右肘が上がってしまい、軸がぶれてしまう。この事もスイングの邪魔になると実際に身体を使って説明した。(※利き手が大事ということだと考える:ボンズは左投げ左打ち)

次に立ち方の説明だ。スタンスは、ドッジボールを例に、話した。ドッジボールを考えてください。ドッジボールは球がどこから来るか瞬時に判断して対応しなければならない。だから、重心は常に身体の中心線に置かないとならない。バッティングも同じで、球がどこに来るかわからない。デッドボールもある。常に身体の中心に重心を置くことを心がける事と言っていた。

次に、割れて右足を踏み込んだ時の注意だ。重心は、前に行っても後ろに残っても、良いスイングはできないと言っていた。スイング動作で、重心が前方に移りやすくなるが、これを堪えて重心は身体の中心線に置かなければならない。どうするかと言うと、常に軸足を意識すること、意識することで、重心が軸足に残ったり、前方に流れるのを抑止するという事だった。

考えてみれば、あたりまえの事を言っている。ボンズはテレビの中で、これは、簡単なことなんだ、誰にでも出来ることなんだと繰り返し述べていた。

(2004年報道ステーション)




"This Week In Basaball"にボンズが登場。

自分のバッティングについて解説。

He talked about keeping your front shoulder lined up with the ball as it is approaching and using the top hand to throw the barrel at the ball. He also said the bat drags through the zone when most people focus on the bottom hand.

1.前の腕を使ってテイクバックを取るのである。ゴルフには「左手で引いて右手で打て」という言葉があるが、同じ事を言っていると想像する。

2.肩を開くなという意味で使っている。

3.「バットヘッドが出て行かないので、グリップを前に出してはいけない」と述べている。「ボトムハンド側の肘が出て行ってはいけない」と言う表現も使っている。

4.ボールの中心を叩こうとすると、大抵は下を叩いてしまうから、ボールの上を叩くんだ。とBS1での映像でも残っている。

5.「バランスがよければステップした時点で打つ、打たないを判断できる」と述べている。(正しいテイクバックは、左足の着地時のバランスと、打つ打たないを判断する時間を提供してくれるということだろう。)



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