ドビュッシーの初期のピアノ曲で、Deux Arabesque(二つのアラベスク)の
第1番。
あまりに有名で今さらという気持ちですが、何故アラベスクなのか?を考えてみました。アラベスクとは、「アラビア風の」とか「アラビア建築」「唐草模様」などを指しているようです。
イントロ5小節のあと、出だしの部分、右手が「8分音符の3連」に対し左手は「普通の8分音符」。19小節目からは、この関係が逆になります。
数学的には割り切れないのですが、この右手と左手のアンバランスな感覚がドビュッシーの中のアラベスクだったのでしょうね。
もう1枚は、中間部。ホ長調からイ長調に変調した部分です。なんて綺麗なメロディーなんでしょうね。ドビュッシーの特徴の一つだと思います、必ず聴かせる部分を入れるのが。
それにしても、you tubeから映像をリンクしようと思ったら素人さんの発表会ばかりで探すの苦労しました(笑)。それより3人グループ「
アラベスク」の美しさに見とれていました。