ダギジン名曲アルバム【チャイコフスキー：ピアノ三重奏曲イ短調「偉大な芸術家の思い出に」】

DSC_0164 posted by (C)daguijin チャイコフスキーの親友に ニコライ・ルービンシュタインというピアニストがいた この二人はとてもとても厚い友情で結ばれていたのだが、 突然のニコライの死を悼み作曲されたのが 『ピアノ三重奏曲イ短調作品５０”偉大な芸術家の思い出”』だ この曲は二つの楽章のみであり 第1楽章がエレジー風楽章、第2楽章が主題と変奏ということになっている チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」 第2楽章はピアノが俄然フューチャーされている それはチャイコフスキーが抱くルービンシュタインの「思い出」によるものだ ある日チャイコがルービンをはじめ音楽院の仲間と散策しているときに 農民たちが休息か何かで彼らに近寄ってきたそうだ そこで、ルービンは農民たちに酒と食料を振舞い みんなで、飲めや歌えのお祭り騒ぎになった ルービンはその時に聴いた農民たちの歌う民謡がとっても気に入って その後も、彼は種々の場面で同僚などに披露していた と、いうものである その牧歌的な雰囲気が感じ取れる第2楽章だ 愛聴盤は上の ヴァイオリン：イツァーク・パールマン チェロ：リン・ハレル ピアノ：ウラディーミル・アシュケナージ ところで、ニコライ・ルービンシュタインは 『天使の夢』で著名なアントン・ルービンシュタインの弟である・・・ design by sa-ku-ra*