ヘッポコ黒マジWizardのクロノス冒険記

2004/02/05(木)22:20

第8話 「赤い巨人」

ラ : 「おーい。皆こっちだよ~」K : 「Wiz~。まだなのぉ~?」W : 「はぁはぁはぁ・・・・うぐっ。み、皆早いよぉ~」朽 : 「おいおい・・・。Wizがモンスターに囲まれてないか?」赤 : 「むぅ・・・。ヒールが間に合わないかもしれない・・・」E : 「こうしちゃいられないね。助けるかい、皆?」ENHANCEがそう言うか言わないかの瞬間、皆が彼の周りのモンスター達を殲滅した。ものの数秒・・・モンスターが断末魔の悲鳴を上げながら倒されていく。W : 「み、皆、ありがとう」彼が瀕死の状態で立ち上がりながらそう言った瞬間「グォォォォォォ!!」少し離れた所から今まで聞いた事の無い叫び声が聞こえたラ : 「・・・・ねぇ?あれって・・・やばくない?」ランドの表情が引きつる朽 : 「もしやヤツか?」K : 「ヤバイ・・・皆やられちゃう!」E : 「逃げよう!」赤 : 「まずいですねぇ・・・・」W : 「??????」彼以外のメンバーはすぐさまゲートスクロールの巻物を詠み始めたK : 「Wiz!早くゲトスクを!!!」W : 「え?あ、は、はいっ!」と、彼がゲートスクロールを詠もうとした刹那彼の体に激痛が走った。いや、正確に言うと死の痛みだろう。W : 「うっ!うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」彼が倒される時に彼の視界に入った光景は・・・恐ろしく凶悪な表情、赤い鎧、両手に携えた大きな2本の斧。そして、モートゥス並みの大きな巨体ヤツの名は「アンテクラ」このクロノス大陸で最強の攻撃力、最大の防御力、最速の移動速度、最高の防御力そして、パトリア地区の各所に存在する。彼等が遭遇したのは「クルーエル アンテクラ」アンテクラの中では低級のモンスターだったしかし、彼等のパーティの中で倒した者はいなかった。朽 : 「間に合わなかったか・・・・」ラ : 「だね・・・・」E : 「まぁ仕方ないじゃないか、なんせWizは「ヘッポコ」なんだからさ」K : 「違いないね」赤 : 「あははははははは」皆大笑いして彼をターラのゲートで迎えたW : 「酷いよ皆!あんなのいるって言ってくれてなかったじゃん!」彼が泣きながら皆の元に走ってきたラ : 「だって、皆逃げるのに必死だったし」ランドが笑いながら言った朽 : 「まぁ今度ヤツの声を聞いたら直ぐに逃げる事だな」朽木も苦笑いしながら言うK : 「私もあんまり見た事ないけどバインド掛けて逃げるよ」Karenもちょっとだけ青ざめながら言ったE : 「私も未だに勝った事がないよ」赤 : 「私の支援でも無理ですねぇ。もっと技を磨かなければ・・・」彼等すら恐れるモンスター「アンテクラ」彼がこれから幾度と無く遭遇するモンスターとのファーストコンタクトだった。赤 : 「さて、気を取り直して雲海を目指しますか」ラ : 「うん、そうだね。」朽 : 「今度はちょっと遠回りして行こう」E : 「アンテクラに遭いたく無いしね」K : 「じゃあ、ルート変更で雲海に行きましょう」ラ : 「よし!じゃあ早速行くよ!Wizも大丈夫かな?」W : 「はい!いつでもOKです!」 ラ : 「よし!出発!」一向は「アンテクラ」を回避しつつ目的地「ターラの雲海」へ向かった■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■さてさて、やっぱり月記になっちゃいました(吐血wまぁ、書く時間はあるんだけどねぇ・・・・クロノスが私を離さないんです!!(マテえぇ、決して書く気が無いんじゃなくクロノスが悪いんです(激違wって事で、こんばんわ~♪ラピス生息中のヘッポコ黒マジのWizardで~すっ!う~ん・・・なんかいつもとオープニングの叫び(?)が違う事にお気づきの方いらっしゃいますかねぇ?まぁ、何て言うか・・・・・・・。何となくです。w(嘘まぁ、何て言いますか・・・・ココから先は理由ですので、見たく無い方は「戻る」をクリックしてください。何時の事だろう・・・私がギルドを抜ける事を考え出したのは・・・引退も正直考えた・・・多分、一番の理由は誇り高き聖騎士がクロノスを去った位だろうか・・・いや、もっとそれ以前なのかもしれない・・・ユニオンウォーが実装されると噂が立ってからギルドは僅かに、しかし確実に変貌しようとしていた・・・そして、懐古的かもしれないが、ギルドを立ち上げたあの頃が懐かしく思えた・・・皆が家族や友人、そして旅の仲間・・・ただの戯言だったのかもしれない・・・しかし、私には日に日に居づらくなってきたのは事実・・・そして、師弟間の歪・・・彼女には悪いと思っている・・・だた、他の師弟や師匠との関係を知っている私にとっては・・・そんな師弟関係でもいいかな、と自分に言い聞かせた時もあった・・・でもね、挨拶だけの師弟関係なんて本当の師弟じゃないと思う・・・彼女はそう思ってないとは思うけど、私にはそう感じた・・・何度か話をしたけどやっぱり私の心が負けた・・・何度も何度も心の中で謝り続けた・・・「ごめんね・・・こんなダメな師匠で・・・」正直、彼女と行動を共にする時間は少なかった・・・ある方に彼女を任せ、自分は必死に狩りを続ける・・・必然的に彼女はある方になつく・・・いつも一緒にいると言うイメージが私の中で芽生え始める・・・嫉妬?独占欲?・・・自分の中で何かが崩れる音がした・・・ある日、町で二人を発見した・・・何故だろう・・・私は二人を避けてその場から立ち去った・・・それから幾度と無くその光景を見てはその場を立ち去る・・・友人にも何度か相談もした・・・しかし、心が晴れない・・・ずっと曇ったままだ・・・そして、運命の日がやってきた・・・自分が選んだ道、自分が進むべき道・・・はっきり見えた時、ギルドを脱退した・・・一通の手紙を残して・・・彼は何も言わずにこの大陸を去った・・・私も本当はそうしたかった・・・そして、新たなる土地に足を踏み入れた・・・これからどんな出会いがあるんだろう?・・・果たしてこんな私を受け入れてくれるんだろうか?・・・不安だけが心を覆う・・・心配して師匠や友人が内緒をくれた・・・弟子も謝りたかったのだろう・・・内緒をくれた、そして、私の私書箱にもメッセージをくれた・・・謝らなきゃいけないのは本当は私なのに・・・「本当にごめん、ごめんね」何度も心からそう呟いた・・・今は新たな土地で私は生きています。そして、新たな仲間も出来ました。これからどうなるのか分からないけど。でも、昔みたいな暖かい場所かもしれない。住む場所は違うけど、ギルドの皆の事忘れ無いよ。・・・ここまで読んでくれた方、ありがとう。これからも応援よろしくお願いします。大変長文になり、申し訳ありませんでした。それでは!眠らない大陸でお会いしましょう~♪でわまた~(*^-゚)/~Bye♪~追伸~本当に愚痴っぽくなって凄く反省してます。でもね、心の整理は付いたよ。心配や迷惑を掛けたのは事実。心の底から「ごめんなさい」ってしか言え無いんだ・・・

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