映画を見ながら昼夜酒飲み

2007/01/19(金)05:54

戦争と平和。

相場の歴史(132)

吾々が次の世代に何か遺産を託さなくてはならないとするなら、 やはり平和が一番だ。 そして前の世代から手渡された平和を維持するのは、 次の世代の責任だ。 それぞれの世代が、後の世代への責任を忘れないでいれば、 結果として長期間の平和が保てるだろう。 忘れれば先人の遺産を食いつぶされ、 人類はいちから再出発ということになる。 まあ、それもいいけどね。 要するに私の希望は、 たかだかこの先何十年かの平和なんだ。 だがそれでも、その十分の一の期間の戦乱に勝ること 幾万倍だと思う。 私の家に14歳の男の子がいるが、 そのこが戦場に引き出されるのを見たくない。 さて、わが国の首脳が何十年と選択してきた平和。 代償は先人の遺産を外国人に奪われつつあるということだ 現在進行形である。 わかりやすいところでは、ゴルフ場と都内のホテル。 いまや日本人のものではない。 戦争はもはや経済活動における単なる一カードに過ぎない。 紳士的に植民地化することが可能な時代なのだ 平和という選択肢が戦乱の幾万倍どころか無条件で勝ることはまちがいない。 最後の最後の譲れない部分に干渉されたとき、 果たして対処できるカードがわが国に残っているかどうか。 生み出せるかどうか。 これはささやかな一市民一投資家として考えておかなくてはならない。 後の世代にいずれ遺産を託すことを望んでいるのならば。 ただし、戦略として「人類はいちから再出発」を選ぶ手もなくはない 悲しい喜劇である。

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