2023/12/19(火)22:14
お薬、効かなくなったのかも
12月19日、今日、抗がん剤3クール目の2回目点滴の日でしたが、ストップでした。
前に休薬した時は血小板数値が下がっていたためですが、今回は腫瘍マーカー関係。
数値が、ドンと上がっていました。
10月開始の抗がん剤、先月(11月)までは、今まで使っていた抗がん剤が、かなり効いた感じで、画像では腫瘍の増大は止まって。
むしろ小さくなったり消えた個所もあり。
副作用で、骨髄へのダメージはありながらも、急激な進行だった私の癌は、先生も驚くほど抑えられていたのですが・・。
この抗がん剤が効かなくなる時期が来たようです。
今月に入って、痛み止めを使う事が増えてきた私は、癌が再進行を始めたような気がしていました。
今日の診察で、腫瘍マーカーの数値が急上昇している事から、同じ抗がん剤を使うのは止め、別の抗がん剤に切り替える事になりました。
新しい抗がん剤を開始するに当たり、急いで明日入院します。
せっかちな私は、癌の進行も早かったけど、薬は良く効いて、でも薬が効かなくなると進行も早いみたい。
今回も慌てて入院支度です。。
この病気が分かった時、私の場合、進行があまりに早いので、このままでは来年を迎えられない覚悟をしたのですが。
抗がん剤の助けを借りると決めて
私が生きているうちに、どうしても、急いでやらなくちゃならない事をどこまでできるか・・・。
10月から、色々な手続き、あちこちに連絡を取ったり、まるで駆け足のように急いで、1つ1つ片付けてきました。
重要な仕事、3つのうち2つは、それぞれ11月中にと、12月1日に完了。
残る1つは、中間地点まで、きました。
(きっと息子に引き継いで貰うしかないのですが・・。)
来年2月、主人の3回忌(没後2年目を3回忌といいます)を終えてから、ゆっくり考えたいと思っていました。
それは、主人の作品の整理です。
しかし、私が居なくなった家の処遇を考えると、このままにしては置けない。
関係の人に私の病気を打ち明け、相談しました。
美術関係の人が集まり、残っている作品を検討し、選びたいと。
先日、息子に地下室にある作品をすべて出して並べて貰いました。
かなりの作品が、あちこちに寄贈されたり貰われて行ってます。
息子と、アレないね~!アレもないね!と、並べながら2人とも気づきました。
主人は作品を人に譲る時は、その年に作った中の1番気に入っているものにしていました。
だから、私達の記憶に残る作品の幾つかないのは当然かも。
美術関係の方々がアトリエに来る日が、今週の22日と決まっていました。
先日の日曜日、息子に頼んで、一緒にアトリエに作品を拡げて貰いました。
これでやらなくちゃならない仕事の1つが少し進められるとホッとしていたのですが・・
今日、突然、即、入院を告げられました。
22日の仕事を終えて、入院を来週に延ばす事は、私の今の状態で勧められないと先生はいいます。
来訪者4人がそれぞれのスケジュールを調整して、やっとこの日が決まったので、今更、日程変更もできず。
止む無く息子に、家を開けてアトリエでの立ち合いを頼めるかどうか、電話。
勤務がある息子は、その日はリモートで、隣の自宅で仕事をする事にしてくれて。4人の来訪者がきたら、アトリエに来てくれることになりました。
ありがたや。
取り敢えず、大忙しで入院準備が終わり、夕飯を食べて寝ます。以前にも書きましたが、体は病気ですが私の気持ちは元気です。1週間で、無事に戻って来れますように。