『新英語教育3月号』(高文研)私の記事紹介③
(前回より続く) 大学での模擬授業は、良い教材をグループワーク・協同学習で深め、発表しました大学での授業では、外国語教育の目的や学習指導要領の目標に始まり、毎回、様々な教材や指導法を現場の様子を交えて具体的に紹介・説明しました。学生の提出課題について、当初は「内容をわかりやすくする」「文法をしっかり教える」という答案ばかりでしたが、こちらが添削や講義内で学校での外国語(英語)教育に求められるものをくわしく説明し、「視野を広く、志を高く」と強調するうちに、「国際交流・連帯にチャレンジしてみたい」「世界の貧困問題や平和課題を教えていきたい」という答案が多く出てくるようになりました。学習指導案作成・模擬授業実施では、班別(6名×8班)にして相談してもらい、班ごとに中学校・高校の検定教科書の良い教材を扱ってもらいました。A班The Story of SadakoB班I Have a Dream キング牧師C班A Legacy for peace ガンジー D班Beyond BordersE班Kid’s GuernicaF班SDGsG班Charles ChaplinチャップリンH班Crossing the Border 国境なき医師団。 模擬授業は1人5分程度、順番に授業をしてもらいました。最初の班はThe Story of Sadakoで、広島サダコ像の歴史や世界への広がり、G7サミットとの関わり、最新ニュースを踏まえた模擬授業を分担してやってくれました。他の班もクイズやゲームを取り入れたり、深い読みとりにチャレンジしたり、音楽や映画の動画を使ったりと充実していました。 〈学生の感想〉・具体的な工夫の手立てがよくわかりました。・授業を通じて、お互いに意見を出し、講評して、学び合い高め合うことができました。・受験のための学習ばかりでなく、世界を見る視野を広げる手段として英語を身につけることが生徒たちにとって大切だと学びました。 おわりに高校でも大学でもこちらの予想以上の豊かなパフォーマンスが生まれ、生徒たち・学生たちは大きく成長してくれたと感じています。それを通じて生徒たちが英語学習に自信を持ち、英語を好きになってくれたのがとても良かったと思っています。今後とも自分の生活をしっかり見つめ、国際連帯や世界平和に視野を広げていけるような活動に取り組ませていきたいと考えています。