カテゴリ:極真空手
9月も終わりである。
山梨県大会、福島県大会が終わり、そして本格的な秋が、もうすぐやってくる。そんな最中に御嶽山が 噴火した。何が起こるか分らないものである。多くの人達が犠牲になってしまった。数日前から、火山性 微動があったという。その時点で、入山禁止に出来なかったのかと思った。人間はやはり、後悔から逃れる 事は出来ない。尊い命を犠牲にしたのだから、次は絶対に同じ轍を踏まない事だ。 NHKの朝の「花子とアン」を見ていた。朝稽古の時間と重なるので「花子とアン」を見ながら稽古する のが、最近の習慣になってしまっていた。そして、終わった。楽しみが、一つ消えてしまった。山梨が舞台 という事で見始めた。その中で、すごく印象に残る言葉があった。英語の先生が言った言葉である。それは、 「最上は過去ではなく、未来にある」というものである。すごく良い言葉だと思った。人は苦しくなったり、 壁にぶつかって弱気になった時にふと、昔は良かったとかあの時に戻りたいと思う時がある。振り返るより も、昔以上に良いものを未来で作れという事である。 昔と言えば、昔の人は良い事を言っていた。 強い男になりたければ、1つ・他人の悪口は言わない。2つ・自分の自慢はしない。3つ・言い訳はしない。 4つ・グチ、不満は言わない。 言いたくなったら、それをぐっと飲み込む事。飲み込むと、それが自分の心を強くしてくれると、教えて くれた。つい言ってしまったら、次にはグッと飲み込めば良い。その繰り返しで、だんだん強くなっていく。 昔の人と言えば、私は今の若い人から見れば、昔の人なのかもしれない。でも、この前近所の80才を ゆうに越えているオジイさんと会ったら、60才そこそこなんて、まだまだ若いと言われた。この若いと いうのは、年令だけでなく人生経験も若いという意味も、入っていると思う。 私は若いのか、昔の人なのか、どっちなんだろう。面白いと思った。見る側によって違うのである。 両方共、正しいのである。したがって私は、若い昔の人という事になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.09.29 09:26:46
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