カテゴリ:極真空手
モントリオール大会の事についても書かねばと思った。海外へ行くという事は、皆の代表で
行くのであるから、見た事感じた事を書く責務があると思う。 型のレベルはまだまだであるが、黒帯のクラスは皆気迫もあり、向上心も見受けられた。参加 人数も日本よりも遥かに多い。将来性を感じさせる。セミナーを行った時、皆、大変軸がしっかり としていた。そして、気迫にあふれていた。生半可な日本の黒帯よりも、よっぽどしっかりしている。 組手は、少年部・いわゆる日本で言えば小学生位までのレベルはまだまだであるが、中学・高校生 クラスから一気にレベルアップしている。特に、高校生の中には素晴らしい動きをする選手が何人か いた。そして、優勝した選手は豊かな才能を感じた。素晴らしい蹴り技を持っていた。女子も、高校 クラスは強い選手が何人もいた。皆、突きが強かった。日本の高校生達と対戦させたいと思った。 一般は、ワンマッチ形式で行われた。他派閥同志の対戦である。3分間を3R行う。これは、2人 共大変強かった。一人は22~23才位・175cm73~75kg位だと思う。もう一人は25~ 27才位・178cm75kgだと思う。二人共、相当試合経験を積んでいると思った。スタミナも あり、技も豊富である。一発一発にキレとパワーがある。3分を3R行うが、休みは1分~2分位の 感じであった。もう少し、短いかもしれない。 大会を通じて感じた事は、審判員が大変良かった。主審の試合のさばき方、副審達の正確な判定。 この部分は私の知っている限り、日本より上であると思った。審判員達は、主審も副審も、自分の 責務に誇りと責任をしっかりと持っている様に見受けられた。審判員は、他派閥も入って混成チーム であるが、実にチームワークが良い。これは、少なからず驚かされた。 極真会館はいくつかの派閥・グループに分かれたが、ルールは一つなのである。極真精神と同じ である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.11.01 10:15:45
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