OLYMPUS PEN S 2.8オリンパス・ペンという40年以上前のハーフカメラに夢中になってしまった私はペンのマニュアル機も欲しくなってしまいました。PEN EE Sのオーバーホールの為、情報収集しているとどうやらPENのマニュアル機はライカのサブとしての使用に堪える性能を誇っていたとのこと・・。 レンズ・シャッター・絞りとカメラの心臓部の構造が全く違う・・。 どうしてもPEN Sの写りを体験したい!そう願う私は・・ 遂にヤフオクでシャッター不良のジャンクを落札してしまいました。 マニュアル機は非常に人気が高くジャンクに関わらず高かったです(悲)。 届くと早速分解して各部をチェックします。欠品や破壊部品がなくとりあえず安心しました。分解して各部を洗浄します。 ファインダーは採光窓から取り入れた光によってハーフミラーにブライトフレームが映し出される非常に凝ったものになってます。接着して組み立てているので分解掃除は大変でした。 B,8,15,30,60,125,250とシャッタースピードが切り替わる複雑なシャッターユニットは当初は分解しない予定でしたが各部を清掃して仮組みしても作動が不良だった為、思い切って分解します。 気持ちがいいぐらいバラバラに・・。各部のオイル汚れ・ホコリを取り除きレンズを洗いグリスアップして組み付けます・・・。が、シャッターチャージされたりされなかったり・・。買った時と同じ作動状態です。ガーン!!直らない・・・(ショック!!)眠くなったのでフテ寝します。 翌日、仕事が終わると再びカメラをバラして原因を究明します。シャッターチャージ部の不良だと判明!調整したら直りました!!ピント調整してモルトプレーン(遮光スポンジ)を張り替えて完成!!やったー!! 試写してみると一眼レフを凌駕するシャープな解像度で発色も申し分なく最高の写真が得られます。実風景より美しい写真が得られるマジックカメラ!! このカメラにすっかり魅了されてしまいました。 ストラップも本革を奢り、外付け露出計まで手に入れてしまいました。(これもヤフオク中古) |