キネティッククロノグラフ キャパシタ交換
1999年に入手したセイコーキネティッククロノグラフ9T82。2秒運針になってすぐに止まる、つまり二次電池の消耗で交換時期となり、メーカーに送った。「二次電池を交換してね」と依頼したけど、メーカーからは、「開けたら油切れしているし、パッキンも交換しますね。」との返事となり、オーバーホールされて返ってきた。クロノグラフ針は色褪せていたけれど、頼んでないのに鮮やかな真っ赤に塗り直されて返ってきた。外装はキズだらけでボロボロになってしまっているが、機械部分は新品同様になって正確な時を再び刻みだした。セイコーさんの真摯な企業姿勢には感服する。時計の性能は新品同様に蘇っているが、私自身の老眼が進行して小さな文字盤が見えにくくなってしまった。老眼でも見えやすい時計が欲しい。