嗚呼、大誤算!!　しかぁ～し！　創造生活にトライ！

中三トリオの中で山口百恵の評価はダントツに高い。
説明するまでもない。
しかし、オレ的には山口百恵は好きでもなかったし、
どーでもいい存在だった。
世間で騒がれていることにも、ある種の疑問すら感じていた。

そこで森昌子の別居報道である。
このニュースを知って、山口百恵の凄さがわかったような気がする。

森昌子は主婦だけではなく、歌手として再出発していくのだろう。
その気持ちはわかる。
主婦をかなぐり捨て、母として、そして歌手として
あらためて自分を確立しようとしている。
立派なことだと思うし、それを非難するつもりもない。

しかし、人生においての一途さや覚悟みたいなものがないのである。
そこにフツーさを感じてしまった。

それに対して山口百恵。
結婚後の彼女のスタンスは完全にフツーの主婦。
いくら世間から騒がれようとも表舞台には顔を出さない。
まるでフツーの主婦と心中したようなものだ。

心中……別に死ぬことを美化する気はない。
ただ心中における一途さや覚悟については
オレは評価している。

かつて山口百恵は“時代と寝た女”と評された。
つまり時代に対して一途だったし、
ある種の覚悟をもって時代と関係を持っていたのかもしれない。

オレなんか、ちまちまとアレコレ悩んでいるばかり。
自分の人生と心中したい気持ちはあっても、実際はまったく正反対。

今さらながら山口百恵の一途さや覚悟を感じ、
凄いなぁ……と思ってしまった。
そして、あらためて生きることには覚悟が必要なんだろうなぁ、と
再確認させられてしまった。

人生には３度のチャンスがあるというが、
何かを成し遂げるには、時間がかかる。

山口百恵は子どもが成人した後に、
また違った面で人生を切り開いていくのかもしれないが、
仮にそうなったら、一途に進んでいくことだろう。
歌手として、主婦として、そして将来の何かとして
彼女は３度のチャンスをものにするだろう。

みなさんは今の生き方に対して一途ですか？　覚悟持ってますか？

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