2020/02/27(木)06:00
沼津アルプス(3)中将岩
沼津アルプスは標高400m以下の低山が連なる山脈ですが、起伏が激しく山頂付近は急な部分が多く登山にはそれなりの装備が必要です。
今回は多比から大平山、北へ縦走し香貫山から黒瀬に下山するコースをご紹介しています。
小鷲頭山(こわしずやま)からの遠望:南アルプス南部の山々と富士山。手前:駿河湾と富士市・沼津市
中将岩
源義経の「鵯越(ひよどりごえ)の逆落としで有名な源平の合戦のひとつ・一ノ谷の合戦(1184年)。
この戦いに敗れた平重衡(平清盛の五男)が、隠れ住んだと伝わる洞窟です。
延宝七年(1679)に建立された阿弥陀如来の石仏が収められてます。
追っ手に発見された平重衡は、この先の小鷲頭山で切腹します。
中将岩のヒトツバ
ニオイタチツボスミレ
ぼたもち岩
カンアオイ ギフチョウにかかせない花です。