醍醐山と下部(しもべ)温泉

2021/08/12(木)06:00

木が2つでハヤシ、5つだと何と読む?

登山(27)

普段何気なく森と林を使い分けていますが、その違いは何でしょうか? 林業の世界では、「林」=「人の手が入ったもの」、「森」=「自然に生えているもの」という区別をするそうです。 ではなぞなぞです。木が四つで何と読む?木が五つは?・・・解答は最後に。 森と林の違い スギ:杉 ヒノキ科 日本一長寿で樹高が高くなる木で、大きいものでは50m以上にもなります。 屋久島で見られるように、樹齢2000~3000年の杉が日本各地にあります。さらに、日本でいちばん多く植えられている木もスギです。 ヒノキ:桧 ヒノキ科 スギに次いで多く植林されている樹種です。材は緻密でほとんど狂いがなく、加工が容易で、日本人好みの芳香を発するため、最高の建築用材とされ、神社や仏閣の建築に用いられてきました。 カヤ:榧 イチイ科 材はかたく、碁盤や建築、器具材、彫刻、造船などに使われます。特に碁盤、将棋盤としては最高級とされます。種子は食用となり、種子から採れる油は食用、整髪用にされます。 クリ:栗 ブナ科 クリ材は知る人ぞ知る優良材で、水湿にすこぶる強く、防虫・防腐処理をしなくても長期間使える特性があり、縄文時代から使われてきました。 ヒバ:檜葉 ヒノキ科 別称は「アスナロ」。「明日はヒノキになろう」というと、檜(ヒノキ)に劣るようなイメージをもたれますが、樹脂成分や独特の芳香を持ち、耐久性のある優良材です。 ホウノキ:朴の木 モクレン科 日本の広葉樹では最も大きな葉をつけます。若葉はカシワのように食べ物を包むのに使われ、「包(ホオ)」と名付けられました。 ケヤキ:欅 ニレ科 葉を落とした冬の佇まいまでも美しく、街路樹や屋敷林として愛される、日本を代表する巨木の一つです。関東近郊に立派なケヤキが多いのは、徳川幕府が植栽を推奨したことにちなみます。 解答:木が四つは、森より木が多いのでジャングル。木が五つは、森 と林でシンリンと読みます。

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