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カテゴリ:山梨の山
中道往還を通る登山道はつづら折りのほぼ一定の傾斜角度で拓かれています。
いかに安全に、疲れずに峠を越えるかを考えた道の形です。 それでも旅の途中で命を落とした人・・お産が始まってしまい母子ともに命を落とした人などもいたと伝えられ、ところどころに石仏が静かに佇んでいます。 フッキソウ:富貴草 ツゲ科 山野の林床に自生します。花言葉は「吉事」「良き門出」。縁起のいい花です。 石仏:中道往還旧道の名残です。1つ1つに命の物語があります。 ノキシノブ:軒忍 ウラボシ科 茅葺屋根の軒下でよく見られました。京都言葉では、「ずいき」(里芋の茎)を指します。 「石仏 誰が持たせし 草の花」小林一茶 フウロケマン:風露華鬘 ケシ科 全草に毒を含み、特に根に毒成分が多くあります。 女坂登山道:女坂は別名で、もともとは阿難坂といい、中道往還の難所とされました。 イチヤクソウ:一薬草 ツツジ科 一番よく効く薬草という意味の名前です。 カタツムリ:蝸牛 陸に棲む巻貝のうち殻を持つものの通称です。かつては梅雨時の風物詩でしたが、現在は絶滅のおそれがあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.12 22:50:31
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